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2016.11.29

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フレンチカントリースタイルのインテリアを実現するアイテムは?

最近は家のインテリアに洋風スタイルが増えており、家の外見だけでなくインテリアや揃える小物類や家具までも洋風スタイルにこだわりたい、と言う方が増えています。特に洋風のスタイルでも女性の人気が集まっているのが「フレンチカントリースタイル」です。「フレンチカントリースタイル」はその名前どおり、「フレンチ=フランス」「カントリー=田舎」と言う意味があり、フランスの田舎にある家のインテリアがモデルになっているとされています。そのため、家を改装する時や家具を新しく購入する時は「フレンチカントリースタイルが良い!」と方針を決めている方も多いでしょう。しかし、実は「フレンチカントリースタイル」では無いのに「フレンチカントリースタイルである」と思い込んで勘違いインテリアをしている方も多いのです。今回は勘違いしない「フレンチカントリースタイル」の特徴とそれに合った家具や小物類についてご紹介していきます。

INDEX

1.フレンチカントリースタイルの色

「フレンチカントリースタイル」と言われてもどんな特徴があるのか?どんな風に家のインテリアを決めて家具や小物類を揃えていけば良いか迷うかもしれません。「フレンチカントリースタイル」について勘違いしたまま購入し、後で違っていたとなると、恥ずかしい上に損してしまいます。まずは「フレンチカントリースタイル」の色について知り、そこから「フレンチカントリースタイル」の家にするために必要なインテリア、家具、小物類を集めていきましょう。

1-1.メインカラーは白

「フレンチカントリースタイル」のメインカラーは白、または薄いピンク・イエロー・ブルーが基本とされておりますが、勘違いしやすい部分が「真っ白な家具=フレンチカントリースタイル」では無いと言う事です。そのため、インテリアとしてはまず壁紙やカーテンを白色に近い物を選び、床に関してはそのままのフローリングでも問題ありません。この白色に「近い」というのが「フレンチカントリースタイル」の要であり、真っ白な色よりもほんのりピンク、イエローというカラーリングが「フレンチカントリースタイル」の基本となっております。あくまで豪華な感じのする白色ではなく、田舎にあるような優しい温かみのある白っぽい色合いにするのが重要です。

1-2.シャビーシックやくすんだ色も「フレンチカントリースタイル」決め手

また聞きなれない単語が出てきたと感じるかもしれませんが、「シャビーシック」な感じも「フレンチカントリースタイル」に必須の存在となっております。まず、「シャビーシック」についてですが、英語では”Shabby chic”という綴りになり、Shabbyは「着古した、みすぼらしい、粗末な、みすぼらしい」という悪い意味の言葉ですが、Chicは「上品、優雅、シック」という意味があります。つまり、Shabbyだけだと悪い意味ですが、そこへChicの意味が加わる事で「使い古されているがどこか上品さのある」という意味になるのです。ジーンズに「ヴィンテージ」、音楽でも「クラシック」という古いが良い物、価値のある物を指す言葉があるように、「フレンチカントリースタイル」にもシャビーシックな感じの小物や家具が加わる事で、白っぽい色だけの空間に少し使い古された感じの見た目をした家具がまた「フレンチカントリースタイル」を際立たせてくれます。

 

2.フレンチカントリースタイルに合った家具や小物・雑貨は?

「フレンチカントリースタイル」の基本カラーは白に近い薄いカラーと、シャビーシックな家具や小物を揃える事です。となると「白っぽい感じの小物や、くすんだ感じの家具を集めれば良いのか?」と思うかもしれませんが、選ぶ時にもコツが必要です。「フレンチカントリースタイル」のインテリアを目指す場合はカーテンの色や壁紙の色もこだわらなければなりませんが、カーテンを通して入ってくる太陽の光や、壁紙の色合いによっては家具の色との相性が悪くなる事があります。そのため、「フレンチカントリースタイル」な家具を選ぶ時はまずはカーテンと壁紙の色を決めて、どんな雰囲気になるかイメージしてから家具や小物類を揃えていきましょう。

2-1.~壁紙よりも少し濃い色、くすんだ色の家具を選ぶ

壁紙などで部屋が全体的に白っぽい場合は、くすんだ色やシャビーシックな家具で揃えていくのがオススメです。壁紙も白っぽいのに、家具まで白っぽいと何だか変化が無くて退屈な見た目になってしまいますが、シャビーシックな家具だと古ぼけたくすんだ感じがまた良い味を出しており、「フレンチカントリースタイル」のインテリアをより際立たせてくれます。

2-2.家具はフェミニン(女性らしさのある)な曲線のある物を選ぶ

「フレンチカントリースタイル」の特徴は丸みのある家具なので、椅子やテーブル等の家具も角ばった見た目や曲線のキツい物では無く、緩やかなカーブを描いたような曲線ラインの家具を選びましょう。フェミニン(女性らしい)な優しい曲線を用いた家具を揃えて、「フレンチカントリースタイル」のインテリアを楽しく構築しましょう。

2-3.アイアンも忘れない

見落としがちなのですが「フレンチカントリースタイル」の演出をより良い物にしてくれるのがアイアンの存在です。鉄と言ってもメタリック感のある物ではなく、白い家具に黒っぽいアイアンの取っ手を取り付ければ「フレンチカントリースタイル」っぽさをより演出することが出来ます。この黒いアイアンの取っ手は元々古い家具についていたのを外した物であり、このアイアンの取っ手だけが売られている事もありますので、家具のDIY(Do It Yourselfの頭文字をとった略語。「自身でやる」という意味)を考えている人にもオススメの演出アイテムです。

2-4.アンティークな雑貨や小物で飾る

「フレンチカントリースタイル」をより演出の肝とも言えるのがアンティークな雑貨や小物類です。例として鳥かごや、傘立て、小物入れからゴミ箱にいたるまでアンティークなアイテムで揃えれば「フレンチカントリースタイル」らしくなります。またDIYも考えているときは、古くなった家具の木材等を使って額縁を作ってみるのも良いでしょう。

 

4.まとめ

家のインテリアを「フレンチカントリースタイル」にしたい場合は、白っぽい色合いの壁紙やカーテンに対して、シャビーシックな家具や壁紙などよりも少しだけ色が濃い家具、くすんだ色の家具等を選ぶ事が重要です。白っぽいインテリアの中にある古い木材が使用された家具はまさにフランスの田舎にあるようなインテリア「フレンチカントリースタイル」を演出してくれるでしょう。

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