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2017.06.22

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シャワーだけでは不十分|お風呂に入って夏バテを予防する

ご存知のように日本の四季において最も暑い夏は高い気温と湿度で汗だくになってしまいます。そのため、家に帰宅したりしてもお風呂に入ろうという気分になれず、シャワーだけで済ませてしまう方も多いのではないでしょうか?しかし、高温多湿な夏ではむしろお風呂に入ったほうが良いという話もありますが、本当でしょうか?

INDEX

 

1.暑い夏はお風呂が面倒になりがち?

日本には四季があります。その四季の中でも夏は最も気温が高くなってしまう時期です。子供から大人まで毎日汗だくになってしまう方も多いでしょう。そのため、夏にはお風呂に入らずシャワーだけで済ませてしまうという方も多いと思われます。

確かに暑い季節に熱いお風呂に入るのは気分的にもあまり進むものではありませんし、お風呂から出ても汗が止まらなくなってしまう原因になりかねませんので、夏場のお風呂は敬遠されがちです。しかし、暑い夏こそお風呂に入っておかなければならないとされており、その理由が疲労回復や寝苦しくなりやすい夏の夜を快適に過ごすためなのです。

1-1.暑い夏でも体は冷えている!?

夏場における必須家電とは言えばエアコンは外せないでしょう。そして、オフィスなどでは人が集まり、パソコンを使いますのでエアコンの設定気温は低めに設定しているところもあるでしょう。しかし、オフィスからあまり外に出ないとエアコンの環境は夏場であっても体を冷やしてしまう原因になってしまうため、暑い夏でも体が冷えてしまいます。特に女性は男性よりも筋肉量が少なく、脂肪が多いので体温が下がってしまうと中々体温が上がらなくなってしまうため、夏場でも寒いと感じる方もいらっしゃるのです。

また、夏場だと冷たい食べ物や飲み物などを摂取しがちな傾向にありますので、さらに体が内側から冷えすぎてしまう原因となってしまいます。暑い夏を乗り切るための低い設定の冷房や冷たい物などを取りすぎて体が冷えると、だるさが抜けにくく、風邪やお腹の不調と言ったトラブルを抱えてしまいますので、過酷な夏の暑さにとてもではありませんが耐え切れなくなりかねません。

1-2.夏の疲労回復こそお風呂に入ること

近年では夏の暑さで汗だくになるよりも、冷房や冷たい食べ物などで体が冷えてしまうという傾向になりがちな方が増えております。それでも夏場のお風呂に入るのが面倒くさい、余計に暑くなるということでシャワーだけの方もいらっしゃるのですが、これでは疲労回復や冷えてしまった体のケアに繋がりません。疲れた体と冷えた体をケアするためにもお風呂に入ったほうが良く、冷えた体の回復にお風呂は一役買ってくれるのです。

エアコンの効いた部屋では体が冷えすぎてしまうのに対し、オフィスワークなどは体をあまり動かしませんので汗などをあまりかくことがないため、お風呂で体を温めて冷えて血流が悪くなっている体の血流改善、そしてお風呂に入ることで汗をかいて体温を上げることで、体調不調や免疫力低下といった不調に対策することが重要です。例え、毎日お風呂に入るのが面倒であったとしても二日に一度、最低でも三日に一度はお風呂に入って体の機能を回復させましょう。

2.夏場のお風呂、正しい入り方は?

暑い夏こそ実は冷房で体が無意識の内に冷えてしまいます。体が冷えるとまず血の巡りが悪くなってしまい、体の不調の原因となってしまうのはもはや当たり前ですが、他にも肌のトラブルを引き起こしたり、普段からイライラしやすくなってしまったりと百害あって一利なしという状態にしかなりません。

そのため、夏の冷房や冷たい食べ物などで冷えた体をリフレッシュするためにもお風呂に入ったほうが良いとされているのですが、ここで気になるのが夏場のお風呂への入り方です。夏でもお風呂に入ったほうが良くても、上手にお風呂に入らなければ体に負担がかかり、余計にだるくなってしまいかねません。

2-1.体に負担のない入浴方法とは?

暑い夏でも熱いお風呂が好き、と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、それだと体に負担がかかってしまって逆効果となってしまい、寝つきなども悪くなってしまう原因になります。そのため、熱いお風呂ではなく38~39℃ぐらいのぬるめ設定にしたお風呂に入り、10~20分間ほど湯船につかることで体を芯から温めてリラックス効果が得られますので、熱い夏で疲労している体をケアしましょう。

もしも「お風呂に長く入るのは苦手…時間がない…」と言う場合は疲労回復効果がある入浴剤などを利用してみるのも良いでしょう。入浴剤を利用すれば疲労回復効果なども向上し、さらにお肌のケアなどにも役立ちますので、夏のお風呂がむしろ楽しみになるかもしれません。

なお、お風呂のタイプによって入浴剤などは中性の物のみ、という事もありますので使用しても良い入浴剤であるかどうかなどは事前に確認をしておきましょう。

2-2.お風呂に入った後のケアも重要

お風呂上りに脱水症状で倒れたりしないためにも、お風呂に入った後は水分補給なども重要です。なぜなら、お風呂に入っている間は汗をかいておりますが、汗をかくと言う事は体の水分が逃げており、その量は多くて800mlほどにもなるとされております。そうなると脱水症状が起きている上に血液もドロドロの状態になってしまっているため、水分補給をしなければ入浴後に倒れてしまう可能性もあります。

そのため、お風呂上がりに水分補給ができるように前もって常温の水を用意しておくのも良いでしょう。なお、お風呂上りにビールなどを飲む方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらでは水分補給とは言えませんし、何よりもアルコールの利尿作用で脱水症状が進むだけなので、水分補給は純粋な水にしておきましょう。また、お風呂上りはクーラーの効いた部屋に逃げ込みたくなるかもしれませんが、いきなり冷えた部屋に入ると寝付きが悪くなる原因にもなりますので、まずは脱衣所に扇風機などを用意して風も弱めの設定で少し涼みましょう。

まとめ

暑い夏を乗り切るためには熱いお風呂こそが重要な鍵となるのです。そのため、夏場はシャワーだけで済ませてしまうのではなく、なるべくお風呂に入って体をリフレッシュさせましょう。

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