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フレームをたくさん飾り、階段の壁をおしゃれなアートスペースにしよう
部屋のインテリアはさまざまなものがありますが、写真やパネルといったものは、実はバランスや色合いによって飾り方が難しいこともあります。また、自分たちの結婚写真をリビングに飾るのはちょっと恥ずかしい、というようなこともあるでしょう。
そんなときは「階段の壁」を有効活用しましょう。階段はただ上り下りするスペースと考えられることもありますが、実は上り下りする移動の際に、ゆっくりと何かを鑑賞できる場でもあります。写真はもちろん、お気に入りのポスターや観賞植物などを置き、階段の壁を素敵なアート空間にしてみましょう。
1.階段の壁は有効なアートスペース
一戸建てを中心とした階段のある家庭では、その多くが階段に広い壁のスペースがあります。例えばまっ白で清潔な階段の壁は清潔感があるものの、何も飾らないと寂しい印象があるかもしれません。上り下りの際に何か目を引くインテリアがあれば、住人はもちろん、客人が来た時も話のきっかけになり、温かみのあるインテリアとして活躍してくれるでしょう。
1-1.階段の壁、実は結構見られている
階段の多くは1階と2階を結ぶための移動手段としてありますが、その上り下りの際に周りを見られていることも多いです。例えば階段にホコリが貯まっていると、掃除しなきゃ、と感じることもあるでしょう。階段は廊下よりも移動時間が掛かるため、周りのものに目が行きやすくなるのです。そのため何も飾っていないと、汚れやホコリに目が行きやすくなるということもあります。常に掃除が行き届き、新築などの階段は何も飾らなくてもキレイでしょう。しかし階段の汚れが目立ってきたと感じるなら、階段の壁にインテリアを飾り、そこに目を向けるのも良いでしょう。
1-2.2階にリビングがあるなら、なおさら有効活用を
近年の一戸建てでは、一階よりも日当たりの良い二階にリビングがある家庭も増えています。そうした家の場合は玄関を上がってすぐに階段を上ることも多く、来客が来ても必ず階段を通ることになるでしょう。つまり家に来る人ほぼ全員が階段を利用することになり、壁に飾られたインテリアに注目することになります。そのような家こそ階段の壁を有効活用し、見てもらいたい写真などを飾ると良いでしょう。
1-3.汚れ防止にも、ちょっとした自慢にも?役立つ
階段は意外と手垢などで汚れやすい場所です。特にお子さんがいる家庭では、汚れた手で2階にある子供部屋に向かうことも多く、階段の壁があっという間に汚れてしまうこともあります。そんなときに階段の壁にポスターや写真が貼ってあると、汚れた箇所をカバーしたり、触れるのを抑制してしてくれたりします。
また軽い気持ちで見られる場所なので、ちょっと自慢したいような写真を貼ることもできます。例えば、何かに活躍して優勝した写真などは、リビングに飾るといかにも見てほしいと受け止める人もいます。しかし階段のスペースなら主張しすぎず貼ることができるので、押し付け感がなく、多くの人に気軽に受け取めてもらえるでしょう。
2.階段の壁を有効活用しよう
では階段の壁を活用し、素敵なインテリア空間にしていきましょう。階段の壁の良い所は、リビングと違いじっくり見られることが少ないという点です。階段の上り下りのついでに見られるインテリアなので、特に高級なものを置かなくても、色合いやセンスを考えなくても、気軽に自分の好きなものを置くことができます。
2-1.まずは定番、写真を飾ろう
写真はインテリアの中でも手軽に飾れるものですが、リビングに飾ると部屋の印象を左右してしまうこともあります。その点階段の壁なら、好きな時代の写真を好きな内容のもので飾ることもできるでしょう。
写真をそのまま直に貼るのではなく、写真やフレームの色を統一してみましょう。例えばマスキングテープでふちどった写真ならばカジュアルな印象になり、フレームに入れた写真はフォーマルな印象になります。フレームの色やデザインを統一することにより、階段の壁がオシャレなアートスペースになるでしょう。
2-2.大きなパネルを置く
階段の多くは、途中でカーブする場所にやや広いスペースがあります。そうした踊り場に大きなパネルなどのインテリアを置くと、ぐっとモダンな印象にもなるでしょう。壁に取り付けても良いですが、広めのスペースがある階段に置くことにより、一気に印象的な階段へ変身することもできます。また、大き目のポスターを壁に一枚貼るのもおすすめです。人物を中心としたポスターでも良いですし、好きな風景のポスターでも良いでしょう。階段の壁に目を引くポスターがあることで、殺風景な階段がとても和やかな雰囲気となります。
2-3.子供の作品を展示する場所にも
階段の壁スペースを、子供のアート作品スペースにするのもおすすめです。子供が学校などで描いて来る絵画作品は、大きくて場所を取り、どこに飾れば良いか分からないこともあるでしょう。そんな時は階段の壁に飾ることにより、ふと足を止めてじっくり子供の絵をみることもできます。
そのまま作品を画鋲やテープで飾っても良いですが、おすすめは額縁にいれて飾ることです。何も高い額縁を買う必要なありません。額縁がなければ段ボールとマスキングテープを使って手作りの額縁を作るのも良いでしょう。子供の作品は1年に何枚も持って帰ることが多く、飾っても翌年の作品が溜まってしまうことがあります。最初から額縁に入れておけば入れ替えも楽であり、作品を重ねて保存できるメリットもあります。
2-4.壁棚の設置もおすすめ
階段の壁はまっさらな状態が多いと思いますが、思い切って壁に小さな棚を取り付けるのもアリです。壁棚が1つあれば、写真は写真たてのまま飾ることもできますし、頑丈な壁棚であれば、花瓶を置いて季節の花や観賞植物を置くこともできるでしょう。特にグリーンのものを1つ置くとインテリアとしてのセンスも映えて、オシャレ感はグッとアップします。ただ壁棚は地震の際に物が落ちやすいという欠点も。物を置くときは耐震マットなどを設置し、あまり重いものは置かないようにしましょう。
3.階段の壁 インテリアの注意点
階段の壁には、基本的に何をどのように飾ってもおかしいという印象はあまりありません。ただ、ものを飾り過ぎたり、色があまりにもバラバラだったりすると、ちょっとゴチャゴチャした印象にもなるでしょう。基本的に一か所にまとめて飾った方が、まとまり間のあるセンス良い階段になります。また、この他にも階段ならではのインテリアの注意があります。
3-1.階段に直接置くのは注意が必要
階段の踊り場に、ちょっとした置物やパネルなどを置くインテリアもあります。これは下から見たときに可愛らしい印象となり、殺風景な階段にアクセントを与えてくれることもあるでしょう。
ただ階段に直接物を置いてしまうと、非常にホコリが貯まりやすく汚れやすいという欠点があります。階段は人が行き来する分、ホコリが貯まってこまめな掃除が必要になるのです。階段にホコリまみれのものが置いてあると、それはオシャレではなくズボラな印象を与えてしまいます。また物を置く分、掃除が面倒になったり歩きにくいといったデメリットも。なるべく階段に直接置くのではなく、壁に飾るインテリアを考えましょう。
3-2.日焼けや風に注意
一戸建ての場合、階段の多くに窓が設置してあります。これは部屋の中に空気や光を取り入れるために設置してあることが多いです。
この窓により、日光が長時間当たる壁もあるでしょう。こうした場所に写真などを貼ると、壁が日焼けをし、写真を外した後に日焼けの後が残ってしまうトラブルがあります。また、空気を取り入れるために窓をあけると、風により飾った写真がとれてしまうことも多いです。階段の壁に何かを飾る際は、窓の位置を考えて風や日光に直接当たらないようにしましょう。
まとめ
階段の壁には思った以上のスペースがあり、何かを飾ることで素敵なインテリアができます。また階段一段一段にウォールステッカーやマスキングテープで飾った写真を貼るのもおススメです。狭いと思う階段下も、工夫次第でオシャレなインテリアとなり、下から見上げたときに素敵なインパクトがあるでしょう。リビングのインテリアが難しい、飾り切れない写真があるといったときは、ぜひ階段の壁を有効利用してください。階段スペースは自分のセンスで何でも飾ることができ、一段のぼるごとにきっと楽しい気分にさせてくれるでしょう。