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2019.02.23

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粉、液体、ジェルボール いちばん汚れが落ちる洗剤の種類は?

ジェルボール状の洗剤を初めてテレビコマーシャルで見たとき「ちゃんと水に溶けるのか」「カラフルな色が付いてるけど大丈夫?」「見た目が新しいだけでは…」と疑いの目で見た人もいるのではないでしょうか。ただ、実際にサンプルなどで確かめたところ、「普通に汚れが落ちる」「いちいち量らなくていいから便利」という声が多かったようです。そのため、洗濯機周りにまた新しい種類の洗剤が増えてしまった…なんていうケースもあります。

ランドリースペースの収納はそれほど広くはありません。汚れがおちる洗濯用洗剤を一種類に絞りたいけれど、どう選んだらよいのか分からない人もいるでしょう。ここでは、洗濯用洗剤のそれぞれの特徴を詳しくお話します。

INDEX

1.ありすぎて困る「洗濯洗剤」の種類

ドラッグストアに行くと、ありとあらゆる洗濯洗剤が売られています。その種類は、大きく分けて「液体」「粉」「ジェルボール」といった3種類でしょう。しかし、何がどう違うのかよく分からない人も多いのではないでしょうか。まずは家庭で使う洗濯洗剤を分かりやすく解説します。

1-1.家庭用洗濯洗剤は大きく分けて3つ

家庭用洗濯洗剤は、泥汚れや首輪まりにつく皮脂汚れなどを落とすものが多いです。しかし、洋服の繊維などによっては使えない洗剤もあるので注意しましょう。まず、家庭用洗濯洗剤の種類は大きく分けて次のようになります。

  1. オシャレ着用中性洗剤(エマールなど)
  2. 普段使いの液体洗剤、弱アルカリ性や中性(ナノックスなどの液体洗剤や、ジェルボール)
  3. 汚れをしっかり落とす粉末洗剤(アタックなど)

洗浄力の強さは1,2,3の順番で徐々に強くなります。そのため部活などで泥だらけで帰ってくる家族がいる場合は、3の粉末洗剤を選んだ方が良いでしょう。逆に、そこまで激しい汚れはなく、普段の汚れを落としたいのなら、液体洗剤やジェルボールなどの2を選びます。そして、セーターやブラウスなどのオシャレ着は1を選び、なるべく手洗いすることがポイントです。

1-2.基本的には液体洗剤

日本人の場合、毎日しっかりと洗濯するのが一般的です。海外の場合は同じ洋服を2~3回着てから洗うことも多いので、洗浄力の強い弱アルカリ性洗剤が中心となっています。しかし、毎日洗濯をする日本人の洋服は汚れが少ないことがあるので、基本的にはジェルボールや液体洗剤といった中性~弱アルカリ性洗剤を選ぶと良いでしょう。

また、注意したいのが「蛍光剤」です。蛍光剤があると、白いシャツをより白く際立たせる効果があります。しかし、逆に淡い色の洋服に使ってしまうと、色あせを起こす効果があるのです。そのため、白い洋服の洗浄には「蛍光剤」が入っている洗剤でも良いのですが、淡い色の衣類では、蛍光剤の入っていない洗剤を選ぶことが重要です。

1-3.ドラム式と粉洗剤は要注意!?

よく聞かれるのが、「洗濯機の種類によって洗剤を選ぶ必要があるのか」ということです。縦型洗濯機なら粉洗剤、ドラム式なら液体やジェルボール、ということも聞いたことはありませんか?

正解は、洗濯機によって洗剤の相性は関係ありませんしかし、ドラム式の場合は使う水が少ないため、粉洗剤を使うと溶け残ることもあります。そのためできればドラム式に粉洗剤を使う場合は、ぬるま湯などで溶かしてから使うのが良いでしょう。それが面倒な場合は、粉洗剤の量を少々少なめにするのもポイントです。特に、カーテンや毛布といった大型衣類の場合、粉洗剤は溶け残りが起きるケースが多いです。大型衣類を洗う場合は、どの洗濯機であれ、粉洗剤はぬるま湯に溶かしてから使用するようにしましょう。

1-4.柔軟剤は必要?

柔軟剤を使う人は多いと思います。しかし、世界的にみると柔軟剤を使う国はそれほど多くはありません。理由としては

  • 柔軟剤の香料が肌に悪いケースもある
  • 素材によっては型崩れの原因になる
  • 洗濯機が匂う原因となる
  • 洗剤とプラスして購入することで、コストが掛かる

という理由があるからです。もちろん、柔軟剤を使えば、衣類の肌触りが良くなって、静電気を防ぐといったメリットもあります。使うか使わないかは個人の自由ですが、絶対に使わないといけない、ということはありません。洗剤のなかには柔軟剤入りのものもあるので、そうした商品を選んでみても良いでしょう。

2.まずは定番、液体洗剤の特徴

ここからは、各洗剤の特徴を見ていきましょう。まずは、洗濯洗剤でいまもっとも売れている「液体洗剤」です。昔売られている大型粉洗剤よりも持ち運びが楽であり、粉のように溶け残る心配もありません。

2-1.液体洗剤のメリット

  • 基本的な汚れなら十分落ちる
  • 粉のように残ることがない
  • 種類が豊富
  • 洗い上りが柔らかい

液体洗剤は、今もっとも洗濯洗剤で使われている洗剤です。そのためドラッグストアではもっとも種類が豊富であり、かならずや「特売品」として売られていることもあるので、コストパフォーマンスにも優れています。また、柔軟剤入りや洗濯槽の汚れも落すといった商品も多く、洗い上りが柔らかいのも特徴です。

2-2.液体洗剤のデメリット

  • 粉洗剤に比べると汚れが落ちにくい
  • すぐになくなる
  • 他社製品の詰め替えができない

液体洗剤は十分に普段使いできますが、泥汚れやひどい皮脂汚れの場合、粉洗剤のほうが落ちることもあります。汚れがちょっと落ちない場合は、漂白剤を混ぜるといった工夫をしてみましょう。また、液体はついつい使う量が増え、すぐになくなってしまいます。他社の製品をボトルに詰め替えると固まることもあり、頻繁に買い替えることがえきない、という声も多いです。

3.粉洗剤の特徴

粉洗剤は昔から洗濯に使われている定番商品です。しかし、昔に比べると液体に押され、少々売られている商品は少ないようにもみえます。

3-1.粉洗剤のメリット

  • 汚れが一番落ちる
  • コストパフォーマンスに優れいている
  • 敏感肌でも使いやすい商品が多い
  • 上履き洗いなどにも使える

粉洗剤はアルカリ性なので、基本的に液体洗剤よりも汚れは落ちやすいです。そのため、部活をしている子どもがいる、作業服などがある、といった場合の洗濯の場合、粉洗剤の方が良いでしょう。また、「無添加」「無香料」「せっけん成分」といった商品もあり、肌が弱い人でも使える商品が多いです

3-2.粉洗剤のデメリット

  • 粉が残ってしまうことがある
  • 柔軟剤を使わないとゴワゴワする
  • 蛍光剤が入っていると色落ちする

粉洗剤は洗浄力が強い分、洗い上りがゴワゴワすることが多いです。そのため柔軟剤などを使わないと肌触りが悪いこともあるでしょう。また、粉がこぼれたり、洗い残しとして残るケースがあります。そして、蛍光剤が入っていることも多く、衣類が徐々に色落ちしてしまうこともあります。成分表示に注意して、洗濯用途によって使い分けましょう。

4.第三の洗剤(ジェルボール)の特徴

ジェルボールなどの洗剤は、第三の洗剤と呼ばれており、いまもっとも注目されている洗剤です。ドラム式、縦型洗濯機、両方使えます。

4-1.第三の洗剤のメリット

  • ポンと入れるだけで簡単
  • 柔軟剤、漂白剤が不要なケースも多い
  • 残りの個数が分かりやすい
  • 洗浄力も強い

ジェルボール洗剤は、なんといっても使い方が簡単です。液体や粉のように、使う時にうっかりこぼしてしまうこともないでしょう。洗う衣類を洗濯機に入れる前に、ボールをポンと洗濯機に入れれば完了です。洗浄力は中性~弱アルカリ性なので、液体洗剤と同じくらいの汚れ落ち効果があります。固形なので、あと何回分の洗濯ができるかが分かり、買い忘れを防ぐこともできるでしょう。

4-2.第三の洗剤のデメリット

  • 値段が高い
  • 高温多湿の場では溶けることもある
  • 部分洗いに使えない
  • 香りがキツイ

だいぶ値段は下がったとはいうものの、第三の洗剤は、粉と液体に比べると値段が高いことがあります。使う個数も決まっているため、ちょっと節約しようと分量を減らすことができないのです。また、売られているものの多くは香料が入っており、化学物質過敏症の人には使いにくいことがあります。この辺りは、今後の商品開発に期待したいところです。

まとめ

洗濯洗剤は、どれを選んでもさほど支障はありません。粉洗剤の方が汚れは落ちる、液体の方が柔らかいといった特徴はあるものの、全体的に見るとそれほど大きな違いはないでしょう。

第三の洗剤と呼ばれるジェルボールなども、コストが高いこともありますが、最近ではお試し商品として安く売られていることもあります。まずはお試していろいろな洗剤を試し、自分の家にあった洗剤を選んでみると良いでしょう。

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