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2019.09.26

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家事・仕事・育児の疲れが出る時期には「のんびりする予定」を入れる

季節の変わり目はイベント事や、やるべき事がたくさんあります。ついついお休みの日にあれこれ予定を詰め込んでしまいがちですが、気候も変わって体や心に疲れが出やすい時期です。「○○をしなくてはいけない」といった考えを辞め、身体をケアする時間も持ちましょう。

気が付いたことは何でも手帳の ”to doリスト”に書き込むクセが付いているあなた、来週の予定には「のんびりする」という予定を書き込んでください。今日は、家事や仕事、育児疲れに対処する方法を考えていこうと思います。

INDEX

1.季節の変わり目はやることがいっぱい

春から夏、秋から冬へと季節が変わる時期は、やるべきことがたくさんあります。特に、専業主婦といった立場の女性は、家の雑用だけでも多くのことをこなさなくてはなりません。

1-1.カーテンを洗う、カーペットを干すなどの家事

季節の変わり目は、多くの家事が待っていることも多いです。例えば、春から夏へ向かう時期は「エアコンの掃除」「扇風機の用意」「敷いてあるマットを洗って干す」など、暑い夏に向けて部屋のなかも準備をする必要があるでしょう。

そして、秋から本格的な冬へ向かう季節には、さらにやるべき家事は増えるかもしれません。「じゅうたんを敷く」「冬用のカーテンを取り付ける」「こたつ布団の準備」など、家族が快適に過ごせるよう、多くの家事があります。ただですら家事は普段から負担なのに、季節の変わり目はさらにやることが増えてしまうのです。

1-2.子供の進級や入学など、育児の変化

季節が変わると、同時にやらなくてはならないのが「子供の進級準備」です。育児において、特に春のシーズンはやるべきことが多いでしょう。乳幼児の場合、保育園へ入学するための準備や、小学生になったら、毎年の進級に向けて書くべき書類などの準備が必要です。

また、子供が大きくなると受験勉強のサポートなども必要です。入りたい学校の見学に付き添ったり、塾へ行く子供のお弁当作りなどもあったりします。育児は子供が小さいうちが一番大変と言われていますが、成長したらしたで、その時期に合わせたサポートが必要なのです

1-3.季節が変わるだけでも疲れは出る

人は季節が変わっただけで、体調に不調を感じることも多いです。寒さだけでなく、急に暑くなっても、疲れがたまりやすくなったり、風邪を引きやすくなったりします。

なぜ季節の変わり目で体調不良を起こしてしまうのか。それは「自律神経」が乱れることが原因とされています。自律神経は私たちの身体で24時間働いているものであり、昼間の活動的な時間に活発になる交感神経と、眠るときに活躍する副交感神経があります。これらの神経は外部の気温の変化や湿度の状態にも影響を受けやすく、季節が変わることにより自律神経の働きが鈍ることも多いのです。

それなのに、季節の変わり目にはやることが多いと、自律神経はストレスにさらされ、さらなる不調を引き起こすことになります。適度な休息を取るといった工夫をしないと、家事や育児、仕事のストレスに押しつぶされてしまうでしょう。

参照https://takeda-kenko.jp/navi/navi.php?key=jiritsumidare

2.家事や仕事疲れを予防するためには

家事や育児、仕事といった作業は、多くの人が抱えています。何もしない生活というのは難しいですが、ほどよく手を抜いて疲れをためないことが大切です。ここからは、家事や育児、仕事疲れを防ぐ具体的な方法を見ていきましょう。

2-1.休みの日には予定を入れ過ぎない

休みの日には何をしますか?普段仕事で忙しい人は、休みの日に集中してやるべきことしてしまうこともあるでしょう。例えば、

  • 部屋に掃除機をかける
  • 洗車する
  • 子供をどこかへ連れていく
  • おかずを作り置きしておく など

確かに、これらのやるべきことを休みの日にこなしておけば、平日できないことを済ませることができます。やることにより、日常生活をより快適に過ごせるかもしれません。

しかし、これらのやるべきことは、やらなくても死んでしまうことはないのです。毎週必ずやらなくてはならない、といった考えは改め、たまにはのんびりした休みを過ごしてみましょう。

2-2.遠出せず、家の近くでできることをやる

疲れがたまる原因として「遠出をする」ことがあります。毎日の通勤だけでも疲れるのに、その他でも遠出する機会が多ければ、心身共に疲れはたまっていくでしょう。そこで、遠出をしないで、家の近くで済ませるようにする、というのもポイントです。例えば、

  • レストランに行かずにコンビニの惣菜で済ませる
  • ランチ会などは持ち寄りで家に来てもらう
  • 美容院でゆっくりと過ごす
  • 遊園地ではなく、近くの公園で家族と過ごす

特に、子供をどこか遠くへ連れていかなければならない、という考えは、ときに不要なこともあります。確かに、動物園や遊園地などへ連れていくのは大切ですが、子供は近くの公園で家族と思い切り遊んだ方が喜ぶことも多いのです。大人が本気で子供と向き合って遊んだ方が、子供は良い思い出になることもあるでしょう。大切なのは距離ではなく、家族とどう過ごすかです。

2-3.to do リストはとりあえず書くだけ、「やるべき」を捨てる

人がイライラする要因に、「やるべきことが終わらない」ということがあります。仕事でも家事でも、予定していた時間に終わらないと必然的にストレスがたまるでしょう。そのため、やるべきことをリスト化し、to do リストとして可視化する人も多いです。終わったことを消していけば、やるべきことが減ってイライラも減っていくでしょう。

ただ、リストにあまりにもやるべきことを書いてしまうと、それだけでストレスになります。1日では終わらないような内容を書いてしまうと、こなせなかったときにさらなるストレスになるのです。

to do リストを用意する際には「とりあえず書くだけ」「できる内容だけ」「やるべきという考えを捨てる」ことが大事です。例えば、カーテンを洗う、といったリストを書くとき、立ち止まって本当に今日やる必要があるのか考えましょう。カーテンは絶対に洗うべきことなのか、「○○すべき」といった考え方も注意が必要です。多くのことは、やらなくても生活に支障がないことが多いのです。

3.季節の変わり目、疲れを予防する方法とは

家事や育児、仕事疲れに対する対処方法は、「予定を入れすぎない」「何もしない日を作る」といったことが大切です。

しかし、何もしなくても季節が変わるというだけで疲れてしまう人もいるでしょう。自律神経が乱れると、休んでいるはずなのに身体の不調が起きやすくなります。ここからは、普段の生活でできる疲れを予防する方法を見ていきましょう。

3-1.日常でできる運動を取り入れる

 

季節に関わらず、身体を動かすことはとても大切です。特に、自律神経を安定させるには、ゆっくりと長くできる運動がおすすめです。ウォーキングや軽めのランニング、水泳といった運動は、ゆっくりと長時間できるので、自律神経を整えることにもなります。
特に、水泳は自律神経の働きをサポートしてくれます。泳げない人も、水中でウォーキングをするだけで効果的です。水中は体温よりも低いため、身体の代謝があがってダイエット効果もあるでしょう。また、運動をする時間がないという人は、首周りのストレッチを日常生活に取り入れましょう。首周りの血行が良くなると、自律神経を整えることにもつながります。

参照https://www.sawai.co.jp/kenko-suishinka/theme/201804.html

3-2.季節に合った旬の物を食べる

旬の食材は、その季節に発祥する身体の疲れをサポートしてくれます。例えば、夏バテを起こす時期なら、スイカを食べることによりカリウムやビタミンを多く摂取でき、身体に貯まった塩分を放出させて体温を下げてくれる効果があります。また、寒い時期には、疲労回復効果が高く風邪予防になる長ネギを食べることで、寒さに負けない強い体づくりのサポートもできるでしょう。そして、

  • ビタミンB1
  • アリシン
  • クエン酸

これらの3つの栄養は積極的に摂取したい栄養です。いずれも疲労回復効果が高く、自律神経を整える効果にも期待できます。豚肉や長ネギ、青魚や玉ねぎ、柑橘類などの食材をバランス良く食べることで、3つの栄養を上手に摂取できるでしょう。

まとめ

家事、仕事、育児の他にも介護や地元の行事など、特に女性はやること、求められることがたくさんあります。真面目にそれらをこなしていくと、いつの間にか目に見えない疲労が身体に蓄積されてしまうでしょう。

「やるべき」という考えを捨て、「何もしない日」をあえて作ることも大切です。そのうえで、なるべく日常で身体を動かし、旬のものを食べて自律神経を整えるよう意識してみましょう。疲れはたまってから対応するのではなく、なるべく疲れをためないような生活を心がけることが大切です。

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