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2020.01.08

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やさしい色のドライフラワーの花束 作りやすいのはネイティブフラワー

部屋に何かしらの花が飾ってあると、心が落ち着きますよね。しかし、生花を飾るのは何かと手間がかかることも多く、面倒になって辞めてしまう人も多いようです。

そこでおすすめしたいのがドライフラワーです。カフェやインテリアショップ、雑貨屋さんの壁にラフに吊るされたドライフラワーの花束。みずみずしい生花もきれいですが、落ち着いたやさしい色に変化するドライフラワーも人気があります。また、ドライフラワーは作られたものを購入するという方法もありますが、ドライフラワーにアレンジしやすい「ネイティブフラワー」を利用するのもおすすめです。

INDEX

1.生花を部屋に飾るのは意外と大変!?

季節折々の生花を部屋に飾ると、素敵なインテリアになり、見る方も心が落ち着きます。しかし生花は手入れが大変なこともあり、飾りたいとは思いつつ、いくつかのデメリットもあります。

1-1.手入れに手間がかかる

生花の一番のデメリットは「お手入れ」といえるでしょう。もちろん花によっては、ほとんど手入れが不要なものもあります。ただ毎日水を入れ替えてあげれば、良いだけの花もあるでしょう。

しかし花束などを花瓶に飾る場合、花の種類によって痛むのが早かったり、色があせてきたりしてしまいます。茎の部分を切り取ったり、傷んだ花を取り替えたりと意外と手間がかかるのです。そうなると日常生活が忙しい人にとっては、生花を飾ることはハードルが高くなってしまいます

1-2.倒れるリスクや、香りが気になる場合も

鉢植えの花や、花瓶に生けた花はとても綺麗ですが、何かしらの衝撃で倒れるリスクもあります。特にペットを飼っていたり、小さなお子さんがいたりする場合は、何らかの衝撃で花瓶を倒してしまうこともあるでしょう。生花は家庭環境によって飾ることができないということもあるのです

また花粉症が増えている現代、花を生けることにより、その香りや花粉によってトラブルが生じることも少なくありません。例えば大輪の百合の花はとても美しいのですが、その芳香さゆえに香りが気になり、夜眠れない、といった人もいるのです。

1-3.生花が難しい場合はドライフラワーを検討しよう

部屋に生花を飾る事が難しい場合は、是非ドライフラワーを検討してみましょう。ドライフラワーなら生花とは違い、水の入れ替えなどは必要ありません。また花瓶に飾るだけでなく、天井から吊るすような方法でもインテリアとして楽しむことができます。

ドライフラワーは雑貨店なので売っていますが、おすすめなのは生花からドライフラワーへとアレンジすることです。ドライフラワーへアレンジしやすいネイティブフラワーフラワーを利用すれば、生花もドライフラワーも両方楽しむことができます。

2.ネイティブフラワーを部屋に取り入れよう

まずはネイティブフラワーとはなにか、その概要を見てみましょう。

オーストラリア・ニュージーランドなど南半球に見られる、 大変インパクトのあるお花で、別名ワイルドフラワーとも呼ばれています。
実物を見てもらうのが一番分かりやすいのですが、手触りが固く、落としても折れないお花。
大きい葉物や枝物なんかでアレンジするとかっこいいです。

参照https://www.nativeflower.net/hpgen/HPB/entries/1.html

たった一輪だけでも存在感のある花がネイティブフラワーです。ネイティブフラワーは、その多くが南半球に咲く暑さに強い花です。日本の花は可憐なものが多いですが、ネイティブフラワーの場合はたくましさと存在感が光ります。

2-1.代表的なネイティブフラワーとは?

具体的にネイティブフラワーとはどのような花なのか、ここからは、写真とともにネイティブフラワーの種類を紹介します。

2-1-1.キング・プロテア

キングプロテアは、南アフリカ共和国の国花としても有名な、存在感のある花です。優しいピンク色をしていますが、トゲのある花びらが特徴的であり、たった一輪飾っただけでもその場を明るくしてくれます。インパクトのある花なので、近年ではフラワーアレンジメントにもよく使われています。

参照https://www.aoyamaflowermarket.com/ext/wildflower.html#cont02

2-2-2.ピンクッション

ピンクッションも、キングプロテアと同じように、花びらに特徴のあるインパクトの強い花です。別名「針刺し」とも名付けられており、針刺しのような花びらになっているのが特徴です。亜熱帯地方に咲く花であり、花言葉は「成功」を意味するので、お祝い事によく用いられる花です。

参照https://www.nativeflower.net/hpgen/HPB/entries/1.html

2-2-3.バンクシア

バンクシアは、オーストラリア原産の特徴的な花です。一見すると、花というより、ブラシの穂先をつけているような実にも見えます。日本ではあまり馴染みのない花ですが、オーストラリアでは一般家庭にも人気があり、庭木として利用されています。山火事が起きてもバンクシアの種は生き残ることが多く、生命力の高い花としても有名です。

参照https://replant.tokyo/banksia/

2-2-4.ライスフラワー

ライスフラワーは、名前の通り「白いお米が密集している」ような花です。オーストラリアのニューサウスウェールズを中心に咲き、ドライフラワーの原料としても非常に人気があります。日本でいう「かすみ草」のような存在であり、一般家庭でも切り花として飾られていることが多いです。ブーケにすると全体を華やかにしてくれるので、お祝い事の花束にも人気となっています。

2-2.ネイティブフラワーの特徴

一昔前では、ネイティブフラワーは日本であまり見かけることはありませんでした。しかし、ネイティブフラワーを取り扱う花屋は増えており、花束にして2~3000円で買えることも多いです。

ケア方法はいたって簡単です。生花として飾る場合は、

  1. 余分な葉を取り除く
  2. 茎を斜めにカットして水を吸いやすくする
  3. 水を張った花瓶に生ける
  4. 咲き切った後はドライフラワーにする

このようにケアをすれば、ネイティブフラワーを長期間楽しむことができます。基本的に一般的な生花と同じ取り扱いなので、花に慣れていない人でもケアしやすいでしょう。

3.ネイティブフラワーをドライフラワーにして楽しもう

ネイティブフラワーは、買った当初はあまりつぼみが開いていなくても、水にいけることにより徐々に花弁が開く品種も多いです。花びらが完全に開いた状態で水から上げることにより、美しいドライフラワーにすることができます 

3-1.ドライフラワーにする方法

ネイティブフラワーをドライフラワーにする方法は大きく分けて二つあります。まずは天井などから「吊るす方法」です。これは、ネイティブフラワーの茎を麻ひもや輪ゴムでまとめ、フックなど吊るすやり方です。飾ることで部屋のインテリアとしても活用することができ、自然に水分が抜けることで美しいドライフラワーになります。

次は「水のない花瓶に飾る」だけの方法です。ただ、急に水のない花瓶にネイティブフラワーを入れるのではなく、徐々に水を減らしていくのがおすすめです。こうすることでネイティブフラワーが急に枯れてしまうことを防ぎ、日ごとに水分を少なくすることで、色褪せることのないドライフラワーへと変えることができます。

3-2.夏から秋にかけての時期がおすすめ

ドライフラワーを作る時期としては夏から秋にかけての時期が一番おすすめです。特にネイティブフラワーの多くは南半球で生育されているものが多く、夏場に強いのが特徴です。そのため夏の間は生花としてネイティブフラワーを楽しみ、徐々に乾燥してくる秋に、ドライフラワーとして楽しむのが良いでしょう。

また、ドライフラワーを飾る場所は湿気の少ない、風通りの良い場所がおすすめです。直射日光が当たる場所は変色の原因にもなるので避けましょう。

参照http://fleuriste-glycine.jp/read/howtomake-driedflower

3-3.ドライフラワーの処分のタイミング

ドライフラワーは、飾ったものの、そのまま何年も放置してしまうのはよくありません。ドライフラワーは永久に保存できるように見えても、飾る場所によっては2~3ヶ月で変色してしまうことが多いのです。ドライフラワーの処分の目安は次のようになります。

  • 色が変色している
  • 形全体が崩れている
  • カビが発生した
  • 虫が湧いてしまった

また保管場所によっては2年ほど維持することもできますが、多くの場合ホコリが溜まってしまい、見た目が良くないこともあります。こまめに掃除ができないのであれば、半年~1年を目安に処分するのが良いでしょう

参照https://in0ri.com/dryflower-lifespan/

まとめ

ネイティブフラワーは生花として楽しむだけでなく、咲き終わった後はそのまま水分のない場所に飾って、ドライフラワーとして楽しむこともできます。生花になかなか手入れができない人でも長期間飾ることができ、部屋を明るくすることが可能です。少し部屋の雰囲気を変えたい、何かを飾りたい、そうした場合はぜひ、日常にネイティブフラワーを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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