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2020.01.20

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道具いらずで収納力がアップ!つっぱり棒の種類と使い方のコツ

誰でも簡単にとりつけることのできる突っ張り棒。設置するのに特別な道具も技術も時間も必要ないので、誰もが使いやすい収納グッズです。でも、簡単な設置方法ゆえに、適当な取り付け方をして失敗する声もよくききます。ここでは、突っ張り棒の種類と取り付け方のコツをお話したいと思います。

INDEX

1.もはや生活には欠かせない突っ張り棒

突っ張り棒を、家で利用していないという人は少ないかもしれません。 それほど突っ張り棒は家庭に浸透し、家によっては十本以上突っ張り棒を利用している、ということも多いでしょう。もはや日常生活には欠かせない突っ張り棒、まずはその歴史や種類を見ていきましょう。

1-1.突っ張り棒の始まりはおよそ40年前!

突っ張り棒が誕生したのはある民間企業のアイデアが発端でした。今からおよそ40年以上も前の1975年に、アメリカのカーテンポールをヒントに、家庭で使われるポールを生み出したのがきっかけといわれています。

その当時は、今のようなバネ式突っ張り棒といった便利なものはありませんでしたが、ポールが一本あれば、何かと家のなかの物を整理できることが分かっていました。当初は1種類だけだった商品も、色々なサイズの突っ張り棒が増え、その利便さゆえ、各家庭にどんどん広まっていきました。

参照https://life-designs.jp/webmagazine/draw-a-line/

1-2.100円ショップの突っ張り棒が定番に

やがて、100円ショップが全国に普及するとともに、突っ張り棒の存在はますます有名になっていきます。一本の細いポールをどこかに引っ掛けるだけで、簡単に物が置けたり、掛けられたりすることが、とてもヒットしたのです。

しかし、100円で買える突っ張り棒は耐荷重がなく、利用してもすぐに落ちてしまうというデメリットがありました。昔も今も、100円で購入できる突っ張り棒の耐荷重はおよそ2キロ程度です。重いものをかけるのには向いておらず、使い方には限界があったのです。

参照https://akanbo-media.jp/posts/1817

1-3.押し入れ用、縦型など次々に開発

やがて突っ張り本は、100円ショップだけではなく、多少値段が高くても耐荷重のある頑丈なものが売れるようになっていきました。専用メーカーで購入できるのはもちろん、多くのホームセンターでは数多くの突っ張り棒が所狭しと並んでいます。

多少値段が高くても突っ張り棒は売れます。そこまで売れる理由は、突っ張り棒であれば、壁を傷つけずに物を置けるという利点があるからです。それまでは壁に釘などで穴を開けて棚を作る方法が一般でしたが、様々な突っ張り棒が誕生している現在、そのような工事をしなくても簡単に置き場所を作ることができるようになりました。突っ張り棒の開発は、私たちの生活に大きく役立っているのです。

2.おすすめしたい、突っ張り棒の種類と正しい使い方

ここからは具体的な突っ張り棒の使い方について見ていきましょう。突っ張り棒のスタンダードの使い方は、真横に設置して物をかける、といったやり方でした。しかし、様々な突っ張り棒が売られている現在、おすすめしたい便利な使い方はたくさんあります。

2-1.押し入れに専用の突っ張り棒

押入れをクローゼット代わりに使う人は多く、突っ張り棒を使っている人も多数います。ただし、たくさんの洋服を掛けると重みが増し、その重さはトータルで50 kg になるとも言われています。

そのため押入れ専用のつっぱり棒もたくさん開発されています。ポールそのものが耐荷重に耐えるものもありますが、最近人気なのは、T 字型になっている突っ張り棒です。これは中央に一本縦に突っ張り棒が入っていることで、たくさんの洋服をかけても下から支えられるようになっている商品です。幅の広い押し入れでも安定性があるため十分に活躍します。

2-2.縦に突っ張り棒を取り付ける

突っ張り棒は横に利用するだけでなく、縦に取り付けて使う方法もスタンダードになっています。一番分かりやすいのは、タンスの上などに設置して、地震の耐震に備えるものです。

また縦に突っ張り棒を設置し、間にワイヤーネットを組み合わせることで、壁や天井を傷つけることなく簡単に物がかけられるようになります。横に突っ張り棒を設置するスペースがなくても、縦に設置する場所は意外と多いかもしれません。アイデア次第で突っ張り棒をたくさん利用することができます。

2-3.ワイヤーネットの組み合わせは便利

突っ張り棒の利用方法は、突っ張り棒だけで利用するものではなく、ワイヤーネットを組み合わせて利用するととても便利です。

例えば洗面台にはコップや歯ブラシ歯磨き粉などをじかにおいてしまうこともあるでしょう。そのような時、突っ張り棒2本とワイヤーネットを設置し、S 字フックでいろいろなものをかけられるようにしておけば、洗面用品をひっかけて片付けることができます。直接物を下に置くことがないと、スペースが広くなり、掃除のときも便利です。

2-4.一本あればフックになる

突っ張り棒は、空いたスペースに一本取り付けておくだけでとても便利です。例えば、トイレは突っ張り棒がよく使われる場所です。よくあるのが、棚タイプの突っ張り棒を設置し、トイレットペーパーなどを常備しておく方法です。ただ目立たない場所につっぱり棒を一本設置しておくのもおすすめです。一本の突っ張り棒があれば掃除用具などをそこに引っ掛けることができ、トイレの床に物を置く必要がありません。一本の突っ張り棒がフックの代わりとなるため、床が汚れることもないのです。

2-5.粘着シートとの併用もおすすめ

突っ張り棒の安定性が心配な時は、粘着シートを併用して使うのがおすすめです。元々粘着シート付きの突っ張り本も売られていますが、つけたい部分に両面テープを貼り、そこに突っ張り棒をつけると安定性がアップします。

また粘着シートで出来たフックを壁につけ、そこに突っ張り棒をつけるのもおすすめです。何もない場所に突っ張り棒をつけるよりも、粘着シートやフックを組み合わせたほうが、かなり安定するでしょう。同じように、耐震ジェルパットや滑り止めシートを切って、壁との間に挟でおく方法も便利です

3.突っ張り棒を使う上での注意点

突っ張り棒は広く使われていますが、よく見聞きするのが「設置した後に落ちてしまった」といったトラブルです。安定性のない場所につけてしまうと落下することは多いのですが、それ以外にも正しい使い方をしていないため、途中で突っ張り棒が使えなくなることは多いです。ここからは突っ張り棒を使う上での注意点を2つ紹介します。

3-1.ネジ式突っ張り棒は貫通するまで

耐荷重のある頑丈な突っ張り棒は、ネジ式になっていることが多いです。ネジ式の突っ張り棒はある程度の長さを測った後、中間部分にあるネジを回し、より頑丈に突っ張り棒を設置するものです。このねじ式の突っ張り棒には正しいやり方があります。

  1.  設置する場所に棒を引っ張って軽く止める
  2. ネジを思い切りしめて、貫通させるまでしめる
  3. 端にあるグリップをさらにしめて、突っ張り棒をさらに突っ張らせる

ネジのある突っ張り棒は、それを思い切り締めて、ネジが棒を貫通するまで締め切りましょう。こうしないと物を掛けたときにゆるみが生じ、時間が経過するとともに落下しやすくなります。

参照https://www.dcm-hldgs.co.jp/kurashimade/c_useful/20190411133415.html

3-2.バネ式突っ張り棒は長めに設置する

大きめの突っ張り棒の多くは、バネ式になっており、コールの内部にある羽根がつっぱることで落下を防いでいます。このバネ式突っ張り棒にも、設置をする際にはポイントがあります。

  1. 設置する場所より数センチ長めに棒を出しておく
  2. 設置する際は、バネの力を利用して押しながら設置する
  3. はまったらしっかりとパイプを回して突っ張らせる

突っ張り棒を設置する際、その間に棒を置いてからパイプを回す人が多いでしょう。しかしバネ式の場合はこのやり方は間違っており設置する場所よりもあえて長めに棒を出しておくことがポイントです。この長さは入らないのでは?と思うほど数センチ余計に棒を長く出しておきます。設置する際にバネの力でなんとか押し込むことにより、頑丈に取り付けることが可能です。

参照https://www.dcm-hldgs.co.jp/kurashimade/c_useful/20190411133415.html

まとめ

「ここに物が掛けられたら便利だな」という場所はないでしょうか。そのような時は、ぜひ突っ張り棒を検討してみましょう。この場所には無理という場合でも、突っ張り棒には様々な種類があり、縦に突っ張り棒を設置したり、ワイヤーネットを利用したりすることで、意外と上手くいくことは多いのです。突っ張り棒を一本設置しただけで、生活が劇的に変わることもあります。突っ張り棒をうまく利用し、ライフスタイルを便利に変えてみましょう。

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