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2020.02.05

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キッチンでやってしまう食材や家電の「直置き」は、パントリーで解決

家族みんなが冷蔵庫から飲み物を出したり、ゴミを捨てたりと、物も人も動きが多いのがキッチンです。人が多く行き来するからこそ、物が増えるし散らかってしまいます。

そして、物が多いキッチンで必ず見る光景があります。それは床に「直置きされた」食材や調理家電です。置く場所がないから床やカウンターに直置きしてしまう、そうするとますます乱雑なキッチンになってしまうのです。

ここでは、直置きを防ぐキッチン周りの収納方法や、パントリーの便利な方法について見ていきましょう。

INDEX

1.キッチンあるある!「直置き」してしまうもの

収納が上手な人は、棚のなかにモノを収納することができています。しかし、それがうまくいかない人ほど、床やテーブル、キッチン台のうえにモノを直置きしてしまいます。まずは、キッチン周辺において直置きしてしまいがちなモノの種類を見ていきましょう。

1-1.ゴミ箱の上に直置き

キッチンのゴミ箱は、常に蓋が閉めてあるケースが多いでしょう。そのため、ゴミを入れる以外は、ゴミ箱の上に何かを直置きしていませんか?例えばゴミ箱の上にストック用のアルミホイルやラップ、キッチンペーパーなどを置いてしまう人もいます。

また、ゴミ箱の上なのに、買ってきた食材をつい置いてしまう人も多いようです。ストックを保存しておく場所がないため、とりあえずマヨネーズの調味料や乾麺、食パンなどをゴミ箱の上に置いて保管してしまうのです。いくら密封包装されてるとはいえ、ゴミ箱の上に食材を置くのは衛生的に良くないでしょう。

1-2.玉ねぎやジャガイモ

玉ねぎやじゃがいもといった食材は、特に冬場には冷蔵庫に入れる必要はありません。また、大量に安売りされていることも多く、ついストックでたくさん買ってしまう人もいるでしょう。

しかし、これらの食材をたくさん買ってきた場合、置き場所に困るケースもあります。常温保存できることもあり、つい「食べるまでの間」といって床に直置きしてしまうのです。玉ねぎやじゃがいもは風通しの良い場所に保管するのが適切であり、床に直置きしてしまうと傷んでしまう要因にもなります。 

1-3.シンク台に調味料を直置き

お醤油や砂糖、塩コショウなどは、毎日使うという人も多いでしょう。そのため一番取りやすい場所に置くのが良いのですが、とりやすさを追求すると、シンク台のうえに直置きすることになってしまいます。

確かに、シンク台の上に置いておけばすぐに手が届き、料理のときにも便利です。しかし一つ調味料を直置きしてしまうと、他の調味料も取り出すのが面倒になり、どんどん直置きされてしまいます。シンク台の上に物が増えるとフキンで拭きにくくなり、キッチンはどんどん汚されてしまうのです。

1-4.増え続ける調理家電を直置き

フードプロセッサーや電気圧力鍋など 、最近では便利な調理家電が大人気になっています。しかし調理家電の多くは炊飯器のような大きさになっているものもあり、買ったはいいものの、置き場所に困るケースも増えているのです。

購入した調理家電が、床に直置きされていることも少なくありません。床に直置きすると動線の邪魔にもなりますし、何しろコードを足で蹴るリスクもあり、とても危険です。

2.パントリーで直置き問題を解決

モノを直置きしてしまう要因は、収納場所にモノが入らないから、ということがあります。多くの家では、すでにパントリーや食器棚のような収納場所があるでしょう。しかし、そのパントリーの中身がぐちゃぐちゃになっているため、モノが入らないのです。ここは1つ、パントリーや食器棚のなかを見直してみましょう。

2-1.既存のパントリーのなかをすべて出してみる

キッチン周辺には、すでに便利なパントリーや収納棚が設置されている家がほとんどです。 しかしその収納場所がぎゅうぎゅうで、モノが入らない。そのような場合は思い切って、パントリーの中身を全て出してみることがおすすめです。

パントリーの中には、缶詰や乾物類といった、賞味期限が長い食材が入れられていることが多いでしょう。しかし全て中身を出してみると、賞味期限がとっくに切れた食材が混ざってはいませんか?

いつ買ったのかわからないような食材があった場合、パントリーの使い方自体が間違っている可能性が高いです。無駄なモノを捨て、正しいパントリーの収納に直していきましょう。

2-2.パントリーに直置きしているのが間違い

間違った使い方の代表例として「パントリーの中にモノを直置きしてしまう」ということがあります。

例えば、乾燥わかめやひじき、切り干し大根など、袋が小さめの食材を、やたらめったら奥にしまいこんではいないでしょうか。こうしたものをパントリーの中に直置きしてしまうと、他のものが入った時点で見えなくなり、次から次へと新しいものを買ってしまう要因になります。

直置きできるのは、醤油やみりんなど大きめのペットボトルだけにし、それ以外のものは、統一された容器に入れるといった工夫が必要です。

2-3.直置きしない収納方法とは

パントリーの収納は、種類ごとに分けて入れてカゴなどに入れるのがおすすめです。例えば乾燥わかめやひじき、切り干し大根などは「乾物類」として分けることができます。そしてマヨネーズやソース、塩コショウなどは「調味料」の分類に分けられるでしょう。

このように分類された食材は、パントリーのサイズにあったかごや容器などを準備し、簡単にラベルを書いて保管するのが便利です。取り出す人が見えやすいよう、袋を縦に入れてカゴにしまうといった工夫をすれば、何がどこにあるのかが分かりやすくなります。

参照https://suumo.jp/journal/2014/08/30/68341/

2-4.ゴールデンゾーンには一番使うものを

パントリーの中でもしゃがんで引き出すものや、背伸びをしないと届かない場所もあるでしょう。使い勝手の良いパントリーの場所は「腰から目の高さ」です。この位置にある収納場所はゴールデンゾーンとも呼ばれ、もっとも手が届きやすく便利な収納場所です。

ゴールデンゾーンには塩コショウなどの調味料、木べらやお玉などの調理器具といった、普段最もよく使うものを置きましょう。逆に手の届きにくい場所には、ミキサーやブレンダーなど、毎日は使わないけれど必要なものを入れておくのがおすすめです。

3.これからパントリーを設置する場合

家によっては、キッチンに収納箇所がほとんどない、ということもあります。それならば、新たにパントリーのような収納場所を作り、直置きを予防していきましょう。

3-1.突っ張り棒でパントリーに工夫を

既存のパントリーがうまく使えなかったり、あまり収納場所がなかったりする場合、スキマを見つけて突っ張り棒を設置するのがおすすめです。例えば、広い棚はあるのだけれど、そこに漠然とモノを入れてしまうことによりゴチャゴチャになってしまうこともあります。そのようなとき、突っ張り棒を縦に設置することにより、まな板なども縦に収納することができ、取り出しやすくなるでしょう。

また、平面の壁があるといった場合も、突っ張り棒を縦に2本設置し、そこにワイヤーネットを取り付けることで、簡単にフック掛けができます。何かを掛けたい、何かをしまいたいときには、突っ張り棒で工夫してみることがおすすめです。

3-2.玄関やリビングにパントリーを作る方法も

パントリーというとキッチンにあるイメージが強いですが、お米やお水、ペットボトル類など大きなものを置きたい場合は、キッチン以外に置き場所を作るのもおすすめです

例えば、玄関スペースが広い場合は、そこにパントリーを設置し、常温保存ができる食料品などをストックするのも良いでしょう。玄関は北側に設置されていることが多く、冷暗所なので、食品の保存にも向いています。本格的なパントリーではなくても、靴箱の上に棚を設置し、そこに保存食などを置いておく方法もあります。キッチン以外に使えるスペースはないかを考え、動線に合わせて簡単なパントリーを設置してみましょう。

まとめ

直置きは、しまうのが面倒なので、つい床にモノを置くことから始まります。しかし、一度モノを床に直置きしてしまうと、モノがモノを呼び、あっという間に部屋中直置きだらけになってしまうのです。

また、もっとも直置きしてしまうエリアはキッチンです。まずは直置きされているものをパントリーなどの収納棚にしまい、床に直接置かないよう心がけましょう。きちんと収納するクセがつけば、部屋全体がキレイになるきっかけにもなります。

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