オークヴィルホームズに関するお知らせやオープンハウス開催についてや、モデルハウスオープン開催情報などをご確認いただけるページです

INFORMATION

カテゴリー
アーカイブ

2020.02.25

  • お役立ち情報

部屋の奥まで光がとどき空気が流れる リビングの「仕切り」を考えよう

リビングは家族みんなが集まる場所です。家族団らんといえば聞こえは良いですが、ときにはリビングでもプライベートな場所がほしいと思うときはありませんか?

例えば、子供がダイニングテーブルで宿題をするとき。テレビが見えないような仕切りがあれば、親はテレビを見つつ、子供は宿題に集中することができるでしょう。ただ、リビングに壁を設けて仕切りを作ってしまうと、開放感がなくなり日当たりが悪くなるといったデメリットもあります。

ここでは、開放感のあるリビングに「仕切り」をつくるにはどうしたらよいか、詳しく紹介します。

INDEX

1.解放感のあるリビングは素敵だけど

リビングの多くは部屋の中でもっとも広く設置されており、日当たりも良いのが特徴です。しかし、解放感のあるリビングは素敵ですが、あまりにも広いだけでは生活におけるプライベートゾーンがなくなり、生活するうえで不便なこともあるでしょう。

また、テーブルセットやソファーを置くには、部屋にある程度の仕切りがあった方が収まりが良いのです。なんとなくまとまりのないリビングだと感じている場合は、仕切りを使ってリビングにメリハリをつけるのもおすすめです。

1-1.本格的な仕切りは光と空気の通りが悪くなる

物件のなかには、将来的に子供部屋を仕切れるよう、あらかじめレールなどがあって仕切りで分けられるようになっています。

ただ、2階のフロアがそのような状態なら良いのですが、リビングの多くはキッチン・トイレ・お風呂等があります。そこに本格的な仕切りができる壁を設置してしまうと、光と空気の通りが悪くなり、閉塞感のあるリビングになってしまうでしょう。リビングに仕切りを付けたいときは、壁以外の方法も検討してみるべきです。

1-2.仕切りは来客があったときも便利

リビングに仕切りを設置したい理由はいろいろありますが、来客があったときに便利なことが多いです。特に、リビングの一角を使って仕事スペースにしたり、リビングを利用してネイルサロンなどを開きたいときなどは便利です。リビングに仕切りをすることで、簡易的な目隠しにもなり、そこが仕事場であるといった区別をつけやすくなります。

1-3.仕切りで冷暖房効果も

解放感があってとても広いリビングの場合、冷暖房の効きが悪いこともあります。特に冬場の寒い時期には、リビングが広いと光熱費がかさみ、なかなか部屋が暖まらないということもるでしょう。

そのような場合、とりあえず冬場だけは仕切りを置き、暖房の効きを良くする、という方法もあります。とりあえずロールスクリーンを設置して空気の流れを阻止するだけでも、リビングの冷暖房効果は高まります。

2.便利に分けよう リビング仕切り5つのタイプ

ここからは、実際にリビングに仕切りを利用する際の具体例を見ていきましょう。設置例は、壁にしっかりと設置するタイプと、カーテンなどの簡易的な仕切りがあります。それぞれにはメリット、デメリットがあるので、それらを踏まえたうえで参考にしてみてください。

2-1.解放感バツグン スケルトンタイプの仕切り

近年人気なのが「スケルトンタイプのパーテーション」です。これはあらかじめ壁に設置することが多いのですが、パーテーション工事は壁の増築とは違い、それほどコストが掛からないメリットがあります。

スケルトンタイプの仕切りは、リビングの空間をおしゃれに演出することもでき、なおかつ光と空気を通してくれます。ただ広い空間になんとなく仕切りをつけたい場合にはおすすめです。

スケルトンタイプのパーテーション メリット

  • 部屋全体がオシャレな雰囲気になる
  • 光と風を通す

デメリット

  • 音や空調は筒抜けである
  • スケルトンなので、プライバシーが保たれることは少ない

参照http://simplemodern-interior.jp/knowledge/%E9%83%A8%E5%B1%8B%E4%BB%95%E5%88%87%E3%82%8A/

2-2.家具を置いて仕切る方法も

どうせ部屋を仕切るのなら、家具を置いて部屋を仕切る方法もあります。本棚などの大型家具をおいて仕切りにする方法もありますが。段々のデザインになっているボックス収納などを工夫して置くのも良いでしょう。

また、家具によっては表でも裏でもモノを設置することができ、インテリアとして活躍することもできます。仕切り場所を変えたい場合はキャスター付き家具を置くなど、工夫次第で家具が仕切りとして役に立ってくれるでしょう。

家具を仕切りにするメリット

  • 収納もできて仕切りになるので一石二鳥
  • 賃貸物件でも利用しやすい

デメリット

  • 整理整頓をしないと部屋が乱雑なイメージになる
  • 本棚などの大型家具は、地震のときにリスクもある

2-3.一番簡単!?カーテンで仕切る方法

カーテンやロールスクリーンなどを使った仕切りは、一番手軽でコストもかからない方法です。カーテンレールなどを取り付けておけばどこでも仕切りができますし、壁を傷つけたくない場合は突っ張り棒を使う方法もあります。

カーテンやロールスクリーンの場合は「とりあえず」の仕切りで使うのが良いでしょう。例えば、イライラして親子喧嘩になったとき、カーテンで仕切って親子のスペースを別々にするだけで、お互いに落ち着けるといったこともあります。音を消すことはできませんが、手軽にパーソナルスペースを作るのには便利です。

カーテンで仕切ることのメリット

  • コストが掛からない
  • 突っ張り棒を使えばどこでも仕切ることができる

デメリット

  • 見た目がいまいちになることも
  • あくまで「とりあえず」の仕切り方法

参照https://www.chintai.net/news/2018/10/31/45993/

2-4.簡易的な衝立(ついたて)を利用する

衝立は、昔の日本家屋ではよくつかわれていました。平屋である家の場合、女性が着替えるといったパーソナルスペースがなく、衝立を立ててお風呂に入ったり、着替えたりしたものです。

いまではフローリングに合うオシャレな衝立も増えており、あえて設置することでおしゃれな雰囲気にすることもできます。自宅でオフィススペースが欲しい人にも便利であり、コストもかかりません。また、使わないときは折りたたむことができ、スペースを取らないのも便利です。

衝立のメリット

  • デザインが豊富でオシャレなものも多い
  • 簡単にプライベートスペースが作れる

デメリット

  • 衝撃で倒れるリスクあり、小さな子供がいる家にはおすすめできない
  • 音を遮断することはできない

2-5.開閉壁で本格的な仕切り

リビングにしっかりと仕切りをしたい場合は、開閉壁(スライドドア)を設置することがおすすめです。この場合、レールを天井や床に設置し、壁を新たに設置するため、もっともコストが掛かる方法でしょう。

しかし、音や光、空気などをしっかりと遮断するため、冷暖房機能をアップさせ、別の部屋としても使えます。工事方法によっては、夏は扉を開けて開放的なスペースにし、冬は扉を閉めて暖房機能をアップさせることも可能です。

閉塞壁のメリット

  • 音や光をしっかりと遮断してくれる
  • 別部屋を作りたいときもこの方法がおすすめ

デメリット

  • コストが掛かる
  • 賃貸物件には対応できないことも

参照http://simplemodern-interior.jp/knowledge/%E9%83%A8%E5%B1%8B%E4%BB%95%E5%88%87%E3%82%8A/#sect03

3.部屋を仕切る際の注意点

3-1.目的に合わせた仕切りを考える

仕切りを作る場合は、目的に合わせた使い方が大切です。例えば、リビングにオフィススペースを作りたい場合、来客などがある場合は、外から見えないよう衝立を立てるといった工夫が必要でしょう。会話が外に漏れないようにするには、スライドドアで仕切りをする必要も出てきます。

逆に、とりあえず子供がリビングで勉強できるようにするとか、着替える場所が欲しかったりする場合、カーテンなどの簡易的な仕切りでも対応できることがあります。目的と用途に合わせ、予算も考えてみましょう。

3-2.部屋が狭くなることを考慮する

仕切りはどのようなものであれ、ある程度部屋のスペースを占領します。特に開閉壁を設置した場合は、リビングのスペースは半分ほど減ると覚悟しましょう。仕切りがないほうが必然的に部屋は大きくなるので、すでにリビングが狭いと感じている場合は大きな仕切りを設置するのはおすすめしません。そのような場合は衝立やカーテンを利用し、必要に応じて仕切りを設置するのが良いでしょう。

4.まとめ

人は誰もがプライベートスペースを必要とします。それは個人部屋を用意するだけでなく、だれにも邪魔されない一畳分のスペースがあるだけも安心できるのです。

リビングにちょっとした仕切りがあれば、ここからは誰のスペースだと認識できたり、何かをする際にも気持ちの切り替えができたりします。今日紹介した仕切りを参考に、自分なりの仕切りをリビングに設置してみてはいかがでしょうか。

CALENDAR