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卒業やお祝いのシーズン お花をもっとお洒落に長く楽しめる飾り方
普段は切り花とは縁遠い人でも、春は何かと花をもらう機会の多い季節です。なれていない人は「もらった花をどう飾ったらよいかわからない」「長持ちさせるにはどうしたらいい?」と思うこともあるでしょう。
「とりあえず水につければいいか…」は正解です。でも、せっかくもらったきれいなお花から、もっとお洒落にもっと長持ちさせる飾り方を知りたくはないですか?今回は、花のおしゃれな飾り方や、長持ちさせる方法などを詳しく紹介します。
- INDEX
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- 1.花を気軽に部屋に飾ろう
- 1-1.野草や庭木の花を飾るのもOK
- 1-2.1輪なら200円程度で買える
- 1-3.花束とアレンジメントの違いは?
- 1-3-1.花束
- 1-3-2.アレンジメント
- 2.オシャレに見える花の飾り方
- 2-1.花瓶と花は1対1のバランスで
- 2-2.花束を長持ちさせつつ上手に飾る方法
- 2-3.水切り方法のポイントとは
- 3.オシャレに見える花の飾り方 場所編
- 3-1.窓際がおすすめ
- 3-2.リビングには1輪挿しもおすすめ
- 3-3.トイレや洗面所にさりげなく
- 4.花を長持ちさせるポイント
- 4-1.水はこまめに取り替える
- 4-2.花瓶のなかも清潔に
- 4-3.いたんだ葉や花びらは摘み取る
- まとめ
1.花を気軽に部屋に飾ろう
一人暮らしだから、お花は高いから、などといって、花を部屋に飾ることを躊躇していませんか。花が一輪部屋に飾ってあるだけで、なぜか雰囲気は明るくなるもの。これは、花の美しさに癒されるということもありますが、花からの生命力を私たちが受け取っているからかもしれません。
1-1.野草や庭木の花を飾るのもOK
花はお花屋さんにある花しか飾れない、そう考えている人はいないでしょうか。花は雑草や、庭に咲く花でもOK。まずは周りにある花から部屋に飾ってみるのがおすすめです。
例えば、雑草として名高いタンポポも、花瓶にうつして飾ることによりとてもきれいな花になります。元々タンポポは、たった2日しか咲かない花なので、一輪挿しとしてはあまり向いていません。咲いているタンポポを花瓶にいれておくと2日ほどで閉じてしまいます。しかし、その後も水換えを行い10日ほど経つと、きれいな綿毛を咲かせてくれるのです。
このように、どうせ雑草として引き抜いてしまう花でも、花瓶にいれて飾ることにより、新しい発見に気づくことがあります。庭に雑草の花があったり、椿のような庭木がある場合は、ぜひ1輪挿しにして楽しんでみましょう。
参照http://urara-note.hatenablog.com/entry/2018/04/12/230703
1-2.1輪なら200円程度で買える
お花屋さんの花は高い、そういうイメージを持ってる人も多いでしょう。しかし花屋の多くは一輪挿しで花を売っていることが多く、高級な花として知られているバラでも、時期や品種により一輪200円程度で売られていることがあります。また、売れ残った花を花束にして500円程度で売っている店も多く、たくさん花を飾りたいときは、そのような商品を選ぶのもおすすめです。
大きな花束は買うことができなくても、一輪程度の花なら気が向いた時に買うことはできるでしょう。気分が落ち込んだ時に自分の好きな花が部屋に飾ってあれば、気持ちが前向きになることもあります。
1-3.花束とアレンジメントの違いは?
花を誰かに送りたいとき、迷うのが「花束」と「アレンジメント」の違いです。ここでは、両方の違いを見てみましょう。
1-3-1.花束
花束とはズバリ切花を束ねたものです 。水を張った花瓶にそのまま入れることができ、店で「好みの花束は?」と聞かれたら、色や品種で好きな花を選ぶ事を出来ます。花束はその場で色々なアレンジをすることができ、ブーケと呼ばれるデザイン性の高い花束も人気です。
参照https://www.hibiyakadan.com/lifestyle/m_0017/
1-3-2.アレンジメント
アレンジメントは、一般的に吸水性のスポンジに花が挿されているアレンジ性の高いものです。おしゃれな籠や植木鉢に挿されており、多くの商品の場合、その場でどの花を選ぶというより、はじめからアレンジされた商品になっているのが特徴です。花束よりも持ち運びやデザイン性に優れている一方、水換えができないため、寿命は短いこともあるでしょう。
2.オシャレに見える花の飾り方
ここからは具体的に、おしゃれに見える花の飾り方について紹介します。基本的にどの花も花瓶に1輪挿すだけで、素敵な花飾りが完成します。しかし、少しバランスを考えてあげると、さらに素敵な花瓶や花束に見えるでしょう。
2-1.花瓶と花は1対1のバランスで
お花がおしゃれに見えるバランスは、花:器=1:1です。例えば小鉢のような短い丈の入れ物には、短くカットしたタンポポなど、一輪挿しのようなものには同じ高さの花を、細長い花瓶には背丈の高い花を飾るのがおすすめです。
花と器が1:1のバランスになるよう配慮すると、遠目から見ても一目で花が飾られていることが分かり、美しい花に仕上げることができます。買ってきた花束が小さめの場合は、背丈の小さな器を用意し、逆に大きな場合は、花束と同じ高さのある花瓶を用意しましょう。
2-2.花束を長持ちさせつつ上手に飾る方法
普段花束を飾ったことがない人は、花束をもらったあと、どうケアをして良いのかわからないかもしれません。そんなときは、まず次の3つのポイントを抑えておきましょう。
- 花束はゴムやひもをほどいてばらす
- 水切りをする
- 茎の余分な葉は取り除く
花束の多くは、茎がゴムで結ばれています。まずはこのゴムをハサミでカットし、花をバラバラにしてあげましょう。そして花の近くの葉っぱは2~3枚残しておいても良いですが、その他の葉っぱの部分は取り除いてOKです。こうすることにより水がキレイになり、根腐れをおこすことを防げます。
2-3.水切り方法のポイントとは
切花を長持ちさせる最も重要なポイントとして「水切り」があります。水切りは、茎を水につけたまま水中の中で茎の部分を斜めにカットすることです。花束もこの水切りをすることでだいぶ持ちが良くなるので、是非行いましょう。
中には水中の中で茎をカットするのが面倒で、茎を持ち上げたまま斜めに切り込みを入れてしまう人もいます。しかし、その方法だと口の切り口に空気が触れてしまい、花が水を吸い上げる際、導管に気泡が入ってしまうのです。やや面倒だとしても、なるべく大き目のバケツなどを用意し、水中のなかで水切りを行うようにしましょう。
3.オシャレに見える花の飾り方 場所編
花束や切り花は、部屋のどこに飾っても良いのですが、一定の条件を満たした場所に飾ったほうが、花が長持ちします。また飾る場所によって花のインパクトを残すことができるので、飾る場所にも配慮してみましょう。
3-1.窓際がおすすめ
窓際は基本的に風通しが良く、光がとても入ります。花束や切り花もカットされた花とはいえ、光や風が入る場所は最適です。日陰に置くよりも花が映えて見えるので、窓際に置く場所があれば是非そこに花を飾ってみましょう。
しかし直射日光を当てすぎると花は枯れてしまいます。直射日光が入る場所はレースカーテンや曇りガラスなどを設置し、花に直射日光が当たらないようにしましょう。
3-2.リビングには1輪挿しもおすすめ
リビングは花束や切り花を飾るにふさわしい、定番の場所ともいえます。特にテレビ周りは無機質で、グリーンが飾っていないとなんとなく冷たい印象になることもあります。そのような場所には生の花をさりげなく飾り、パッと華やいだ印象を与えてみましょう。
ただ、ごちゃごちゃしている所にたくさんの花を飾ってもあまり綺麗には見えません。物が多い場所こそ赤い椿を一輪飾るといった、シンプルな切り花がおすすめです。モノが少ない場所には豪華な花束、モノが多いところには印象的な一輪挿しといったように、バランスを考えて花を飾るのがおすすめです。
3-3.トイレや洗面所にさりげなく
トイレや洗面所は人が一定の時間使う場所です。そのように人がじっと何かを集中する場所に花を飾ると、それだけで心が和らぐこともあります。トイレや洗面台は、あまり花を飾るスペースがない事もあるでしょう。それでも限られたスペースを使って小さな花を活けることにより、普段の水回りを明るく演出することができます。
4.花を長持ちさせるポイント
最後に、せっかく飾った花を長持ちさせる簡単な方法を紹介します。花を長持ちさせるには、専用の薬品を入れたり、水切りを何度も行ったりする方法もあります。しかし、なかなかそうした時間やモノがないときもあるでしょう。ここからは紹介する方法は花を長持ちさせる基本的な方法なので、ぜひ実践してみましょう。
4-1.水はこまめに取り替える
一番基本的な方法として水をこまめに取り替えることがあります。特に夏場の水は腐りやすく、バクテリア等も繁殖しやすいです。切り花が汚れた水を吸い上げることで、寿命が短くなってしまいます。花瓶の水は毎日取り替えるようにし、夏場は特に気をつけましょう。
4-2.花瓶のなかも清潔に
花水換えはこまめにやっているけれども、花瓶のなかをしっかり洗う人は少ないかもしれません。花瓶の中はヌメリや雑菌で常に汚れています。水換えを行う際にしっかりとスポンジで洗うことにより、雑菌を減らし、花を長持ちさせることができます。少し面倒にも感じますが、花瓶の中をしっかりと洗うことにより、花の寿命は延びるのです。
4-3.いたんだ葉や花びらは摘み取る
花束を飾っていると、痛みの早い花と、そうでない花に分かれてきます。この場合、なるべく傷んだ花は早く取り除き、元気の花だけを集めて飾るのがポイントです。また元気な花だと思っていても、根腐れを起こしていたり、葉っぱの一部が痛んだりすることは多いです。そのような場合も、傷んだ葉や花を早く取り除くようにしましょう。傷んだ場所を毎日のように取り除くことにより、キレイな部分を長期間残すことができます。
まとめ
花が部屋に飾ってあると、帰宅した際にホッとしたり、疲れている時に元気が出たりします。花を見ると、なぜだか心が安心する人も多いでしょう。それは花の美しさに癒され、植物のエネルギーに元気をもらえるからです。
まずは雑草や草木でも良いので、ぜひ部屋に花を飾ってみましょう。花と器の1対1のバランスを考慮し、目の届く場所に花を飾ることにより、毎日の活力をもらえることにもなります。