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視点を変えると見えてくる ラグを敷くインテリアのメリットとは
日本の住宅はほとんどがフローリングです。畳や敷物と違ってホコリを吸い込まないので掃除が楽なイメージがあります。でも、吸い込まない分、空気中に舞い上がりやすいのです。
そんなときは、インテリアとしての存在感もあるラグを敷いてみましょう。ラグは床の冷気から身体を守るといった機能に加え、敷くことで空気中にホコリが舞い上がるのを防ぎます。今日はラグのメリットやデメリット、そしておすすめしたい実用例などを紹介します。
- INDEX
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- 1.ラグとカーペットの違いは?
- 1-1.ラグを敷くことのメリット
- 1-1-1.防寒性を高める
- 1-1-2.インテリアとしてのインパクトがある
- 1-1-3.床を傷つけない
- 1-1-4.安全性を高める
- 1-1-5.ホコリが舞いにくい
- 1-2.ラグのデメリット
- 2.ラグを敷いて部屋の印象を変えよう
- 2-1.ソファーの色と同じラグにする
- 2-2.カーペットの上にラグを敷いてオシャレに
- 2-3.寝室にラグを敷いて防寒性もアップ
- 2-4.丸いラグはやや上級者向け
- 3.ラグを敷くときの注意点
- 3-1.メンテナンスはこまめにしよう
- 3-2.部屋が片付いていないとオシャレにはならない
- 3-3.ロボット掃除機には要注意
- まとめ
1.ラグとカーペットの違いは?
ラグといえば、フローリングの上に敷くカーペットのようなものです。では、ラグとフローリングの違いは何か、調べてみました。
ラグとは部分的に敷くことができるもののことを言います。
一般的に3畳未満の敷物のことをラグと呼んでいます。
次に、カーペットとは、敷物全体のことを表す言葉となります。
日本語で言うところの、絨毯と同じことです。
フローリングの上に敷いて使うもののことを、総称してカーペットと呼んでいます。
ラグはカーペットに比べ「小さい敷物」という特徴があります。面積が小さい分敷きやすく、洗濯もしやすいでしょう。コンパクトな分、部屋を選ばずに気軽に利用することができます。
1-1.ラグを敷くことのメリット
インテリア雑誌などを見ると、必ずといって良いほど、広い部屋におしゃれなラグマットが敷いてあることが多いです。普段何気なく目にすることが多いラグマットですが、それはオシャレなだけでなく、いろいろなメリットがあるからこそ普及しているのです。まずは、ラグを床に敷くことのメリットについて見ていきましょう。
1-1-1.防寒性を高める
ラグマットは、敷くことにより防寒性を高めてくれます。
一般的に、ラグマットは畳の上ではなく、フローリングの上に敷くものです。フローリングの上にじかに座ると冷たいですが、ラグマットが1枚敷いてあるだけで、だいぶ保温性がアップします。 これは、冬場の話しだけでなく、冷房によって冷え込んだ夏のフローリングにも当てはまります。ラグマットがあれば足元が冷えないため、キッチンやデスク周りに敷いている人も多いです。
1-1-2.インテリアとしてのインパクトがある
ラグマットは、インテリアとしての役割も大きいです。特に、開放感のある広いフローリングの部屋にラグマットを敷くと、そのラグマットの色合いで部屋の印象をだいぶ変えることができます。
例えば、赤いラグマットは部屋が元気な印象になり、青いラグマットは、暑いときでもクールな印象を出してくれるでしょう。ラグは、コストをかけずにインパクトを出すインテリアアイテムとして活躍します。
1-1-3.床を傷つけない
ラグは、カーペットや絨毯と同じように、床を傷つけない役割もあります。特にペットを飼っている家では、ペットの爪などが引っかかり、フローリングが傷ついてしまうこともあるでしょう。ラグマットを敷くことで床を守ることができるので、賃貸住宅にもおすすめです。
1-1-4.安全性を高める
ラグマットを敷くことで、安全性を高めることができます。例えば、乳幼児がいる家庭では、少しの段差に子供がよじ登り、落ちるといったこともあるでしょう。ダイレクトに床へ体を打ち付けるのは危険ですが、ラグが敷いてあれば、多少の衝撃を和らげることはできます。
また、フローリングは滑りやすくて子供やペットは転びやすいですが、ラグを敷けば走っても転びにくいというメリットもあります。
1-1-5.ホコリが舞いにくい
フローリングを何日も掃除してないと、いつのまにかホコリが溜まることはないでしょうか。
ラグを敷くことによりフローリングのホコリが舞いにくくなり、見た目的にキレイになるメリットもあります。もちろん、ラグの上にもホコリはたまるのですが、ラグの毛がホコリを吸収するため、汚れが目立ちにくいのです。こまめな掃除は苦手、という方にもラグはおすすめです。
1-2.ラグのデメリット
その一方、ラグには次のようなデメリットもあります。
- サイズや色を間違えると残念なインテリアになる
- ジュースなどをこぼすとシミになる
- 掃除をしないとアレルギーの原因にも
ラグはインテリアとしての存在感が高いので、あまりにも奇抜なデザインを選ぶと部屋その物の印象が悪くなります。また、ジュースやソースなどをこぼしてしまうと、フローリングとは違って吸収し、シミになってしまうでしょう。アレルギー物質を取り除くためにも、ラグは週に1度は洗濯をしましょう。
2.ラグを敷いて部屋の印象を変えよう
ここからは、実際にラグを敷いて部屋の印象を変える方法を紹介します。ラグはリビングに敷くことが多いかもしれませんが、子供部屋や寝室に敷くことにより、オシャレで機能的なラグになります。
2-1.ソファーの色と同じラグにする
ラグ初心者におすすめしたいのが、ソファーと同系色のラグを敷いて、部屋の印象を落ち着かせることです。ソファーやカーテンといった目に入りやすい家具と同じラグを敷くと、部屋の色が統一され、シンプルでまとまった印象になります。どの色のラグにしようか迷ったときは、まずは周りの大きな家具と色を合わせるのが良いでしょう。
2-2.カーペットの上にラグを敷いてオシャレに
ラグは、フローリングの上に敷くというイメージがありますが、カーペットの上に敷くのもおすすめです。広いカーペットの上にラグを敷くことで、汚れやすい場所の汚れを防止できるメリットもあります。そして、シンプルなカーペットの上にラグを敷くことで華やかな印象になるでしょう。違う模様のラグを何枚か用意しておけば、気分に合わせて部屋の模様替えができます。
2-3.寝室にラグを敷いて防寒性もアップ
ラグは寝室に敷くのもおすすめです。フローリングの上にベッドを置いて寝ている人は多いですが、冬は寒いこともあるでしょう。そのようなとき、ベッドの下に保温性の高いラグを敷くことで、防寒性をアップさせることができます。
また、ベッドの下のフローリングは、かなりホコリが溜まりやすい場所でもあります。ラグを敷くことでホコリが舞い上がるのを防げるメリットもあります。
2-4.丸いラグはやや上級者向け
直径1 m ほどの丸いラグは、インテリアとして使う、やや上級者向けのものです。寝室のベッドの前や、リビングの空いた部分に敷くことにより、ちょっとしたインパクトを残すことができます。ただ、テーブルの下やソファーの前に敷くラグとは違い、インテリア用のラグは、周りがスッキリしていることが重要です。周りにモノを置くことなく、片付けが上手な人にはおすすめできるおしゃれアイテムです。
3.ラグを敷くときの注意点
インテリアアイテムとしても活躍するラグですが、敷く際にはいくつかの注意点もあります。最後に、ラグを敷く際の、覚えておきたいポイントをいくつか紹介します。
3-1.メンテナンスはこまめにしよう
ラグは敷くことにより、空気中のホコリを吸収してくれるメリットがあります。そのためハウスダストが部屋に舞い散らないのですが、逆に言えば空気中のほこりをラグがためているのです。そのため、ラグはこまめな掃除が必要です。
掃除機の際にラグマットを念入りに掃除するのはもちろん、週に1回は洗濯機で洗うようにしましょう。こまめなメンテナンスをしないと、ラグは汚れを吸収し、見た目的にもくすんでみえてしまいます。
3-2.部屋が片付いていないとオシャレにはならない
ラグはオシャレアイテムとして活躍してくれますが、部屋が乱雑な状態で敷くのはおすすめしません。ラグがオシャレに見えるのは、あくまでスッキリと片付いた部屋です。バッグやおもちゃなどが散乱している部屋にラグがあると、逆に部屋に圧迫感を与え、部屋全体が狭くなってしまいます。
特に、見た目の印象をオシャレにするためのラグマットの場合、周りにものが置いていないことが大切です。インテリアとして活用するためにも、なるべくモノは下に置かないなど、常に片付けることを意識しましょう。
3-3.ロボット掃除機には要注意
ラグは、ロボット掃除機に吸い込まれてしまうトラブルが多いです。まず、ラグはじゅうたんなどと違い、軽くて移動しやすいです。吸引力の強い掃除機の場合、ラグごと吸い込んでしまうでしょう。
また、毛の長いラグはロボット掃除機が吸い込んで絡まってしまいます。掃除機をかける際には注意し、特にロボット掃除機の場合は吸い込まれないよう、どけておくことが大切です。
まとめ
ラグは敷くだけで部屋の雰囲気を変え、ハウスダストを抑えるといったメリットがあります。どの部屋にも手軽に敷くことができるので、模様替えをしたいときにも便利でしょう。
そして、おしゃれアイテムとして使う際には、部屋になるべくモノを置かないことも大切です。形や色によって部屋の雰囲気も手軽に変えることができるので、気に入った1枚をぜひ見つけてみましょう。