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お掃除ロボットは本当に便利?コードレス掃除機との違いやメリットを紹介
お掃除ロボットを使った人は手放せなくなる人がほとんど、という話をよく聞きます。散乱した洗濯物を畳んでくれるわけではないし、くずれた雑誌をひもで結んでくれるわけではありません。使ったことがない人は「ほこりを吸うだけでしょ?そんなに便利なの?」と疑います。
しかし、お掃除ロボットを使った人の多くは「とても便利でもう離せない」といった意見が多いのです。
また、掃除機を購入する際には「お掃除ロボットにすべきかコードレス掃除機にすべきか」その両者で迷うことも多いようです。今日はお掃除ロボットの特徴やコードレス掃除機との違い、メリットなどにもついて紹介します。
1.お掃除ロボットは本当に便利なのか
お掃除ロボットを実際に使った人は、2つの意見に分かれます。まずは「とても便利でもう離せない」という肯定的な意見です。しかしその一方「部屋が片付いていないと意味がなく、使えない」という意見もあります。まずはお掃除ロボットのメリットやデメリットについて見てみましょう。
1-1.お掃除ロボットのメリット
お掃除ロボットのメリットは、何といっても自分が掃除をしなくても良いという点です。
- ボタン1つで床をキレイにしてくれる
- 思った以上にすみずみまでキレイにしてくれる
- 忙しくて掃除出来ない人にピッタリ
共働き世帯が増えている現在、毎日掃除機をかけている家庭は少ないといえます。お掃除ロボットがあれば出勤している間に部屋をキレイにしてくれるため、もう手放せないという人が多いのです。
1-2.一方でこんなデメリットも
ただ、お掃除ロボットに関しては次のようなデメリットも聞かれます。
- 小さなおもちゃやコードなどを吸い込み、動かなくなることも
- 掃除は思った以上に時間が掛かる
- そもそも部屋が片付いていないと掃除ができない
お掃除ロボットは子供のおもちゃやスマホのコードなどを吸い込むことも多く、それが原因で動かなくなることも。つまりお掃除ロボットを動かす前には、部屋を片付けることが大前提です。そのため、小さなお子さんがいていつも部屋が散乱している、といった家族の場合は、お掃除ロボットよりも自分で掃除をしたほうがスムーズなこともあるでしょう。
1-3.なぜ値段に大きな差があるのか
ところで、お掃除ロボットを購入しようとした際、あまりにも値段に差があると感じたことはないでしょうか。
お掃除ロボットは格安だと1万円台から、そして高いものだと10万円以上することもあります。その差の理由は次のようになっています。
高い掃除ロボット | 格安掃除ロボット | |
値段の理由 | 最新型、スマホから操作できたり、短い時間で掃除できる | 型落ち品や、機能が限られているものが多い |
メリット | 最新鋭の技術が搭載され、壊れた際の補償もしっかりしている | コスパが抑えられ、初めてお掃除ロボットを使う人にも挑戦しやすい |
デメリット | 予算オーバー、初心者には高すぎることも | 壊れたときに部品がなかったり、補償がきかないことも |
どんな人に向いているか | 掃除ロボットを使いこなし、今後もしっかりと使う予定がある人 | 初めて掃除ロボットを使うといった人、まずは試したい人 |
一般的に格安のお掃除ロボットは昔製造された型落ち品が多いです。もちろんそれでも十分使えるのですが、故障した際には保証期間が短いため、すぐに買い変えるといったデメリットもあります。
ただ実際に買ってみたあと、ライフスタイルによっては意外と使わなかったという意見もあります。はじめて使う人は格安品を選び、使いこなすようになってから徐々にグレードあげても良いでしょう。
2.お掃除ロボットとコードレス掃除機で迷う人は多い
掃除機をこれから新しく買う際、お掃除ロボットとコードレス掃除機で迷う人は多いです。昔はコンセントにコードを差し込むタイプの掃除機が主流でしたが、重くて動かしにくいというデメリットがあります。その点この2つの掃除機ならコードレスなので、両方使いやすいでしょう。まずはお掃除ロボットと同じように人気のあるコードレス掃除機について見ていきましょう。
2-1.コードレス掃除機の特徴やメリット
コードレス掃除機のメリットは次のようになります。
- 軽量であり動かしやすい
- コードがないため階段なども掃除しやすい
- 狭い場所も自分で掃除しやすい
お掃除ロボットの場合、冷蔵庫の下など狭い場所を掃除することは難しいです。しかしコードレス掃除機なら自分で操作するため、狭い場所なども丁寧に掃除できるでしょう。しかしその一方、次のようなデメリットも聞かれます。
- 充電の持ちが悪くすぐ電源が切れる
- ゴミがたまる場所が小さくすぐにいっぱいになる
- 吸引力が高いのは重く動かしづらい
コードレス掃除機の場合、充電が持たないという声は多いです。リビングを掃除したあとに他の部屋を掃除する場合は、いったん充電をしなくてはならない、という意見もあります。商品によって違いはあるものの、まだまだ充電機能は改善する必要がありそうです。
2-1.両者選び方のポイントはライフスタイル
両方の掃除機の特徴を踏まえると、お掃除ロボットとコードレス掃除機どちらが良いかは、ライフスタイルによって違いがあるといえます。
お掃除ロボットの方が合っている家
- 子供もある程度大きくなっているなど、部屋が散らかっていない家
- 共働きなど、家事をする時間がない人
- 高齢などで、掃除機を持つのが大変な人
お掃除ロボットは、下にモノを置かない状態でかけることが大切です。そのため赤ちゃんがハイハイしているような家には向いていませんが、ある程度片付けができる家には向いているでしょう。
コードレス掃除機が向いている家
- 乳幼児やペットなどがいてモノが散らかりやすい家
- 在宅している人がいて、掃除機をかける時間がある
- 隅々まできちんと掃除をしたい人
ロボット掃除機でも部屋は綺麗になりますが、カーテンの下の四隅といった場所は、なかなか掃除ができないこともあります。またロボット掃除機は商品にもよるものの、広い部屋を掃除するには40分以上掛かるケースも。在宅者がいる家なら、自分で掃除をしたほうが早いでしょう。
3.お掃除ロボット 使いこなすポイント
ロボット掃除機もコードレス掃除機も、それぞれに良し悪しはあります。ただ、自分で掃除をしたくないときに活躍してくれるのはロボット掃除機です。ここからは、ロボット掃除機をうまく使いこなすポイントについて見ていきましょう。
3-1.整理整頓を習慣づける
お掃除ロボットにMAXで働いてもらうためには、ロボットが仕事をする環境を作ってあげることが大切です。つまり「床に物が散乱していない家」であれば、毎日ボタン1つで部屋はキレイになるのです。
ロボット掃除機は片付けないといけないから使えない、という声もありますが、その考え方はもったいないです。「お掃除ロボットを購入したのだから整理整頓を習慣づける」というライフスタイルを心がけましょう。まずは使ったものをとりあえず床に置くことはやめて「定位置」をきめるようにします。こうして収まるべき場所にモノが収まっている状態にすれば、ホコリが片付くだけでなく、部屋全体がキレイになるのです。
3-2.掃除機を使い分けるのもおススメ!
ロボット掃除機は何もそれだけを使わなくてはならない、ということではありません。例えばリビングはロボット掃除機に任せ、二階の寝室は自分で掃除機をかける、といった使い方がおすすめです。2台の掃除機を使うことにより掃除の時間が短縮され、何より綺麗になります。
またモノが少ない寝室はロボット掃除機に任せ、モノが散乱しがちな子供部屋は自分で掃除機をかける、という方法も良いでしょう。実際ロボット掃除機ではトイレや階段の掃除はできません。そのため、 ロボット掃除機とコードレス掃除機を併用している家も多いです。
3-3.国内メーカーと海外メーカーの違いは?
最後に、ロボット掃除機を買う際の違いについて見ていきましょう。ロボット掃除機といえば海外メーカーのダイソンやルンバが有名ですが、国内メーカーもたくさんあります。さほど大きな違いはありませんが、海外メーカーの方がサイズが大きく、国内メーカーは小型軽量化されていることが多いです。
どちらを選ぶかはそれぞれのお好み次第です。ただ、ダイニングテーブルや椅子がたくさんあるような部屋では、小型のロボット掃除機のほうが小回りがよく、掃除しやすいです。また、コスパの面では実績のある海外メーカーの方が型落ち品も多く売られており、リーズナブルな価格で購入できることも多いでしょう。
4.まとめ
ロボット掃除機を上手く使いこなすには、きちんと部屋の整理整頓を行うことが大切です。我が家はいつも物が散乱しているから…と諦めるのではなく、ロボット掃除機を購入すると同時に、部屋の整理整頓も始めてみてはどうでしょうか。
ただ、ロボット掃除機は意外と掃除時間も掛かるため、赤ちゃんがいたり、掃除を手早く終えたい人にはあまり向いていいません。それぞれのライフスタイルに合わせ、賢く掃除機を選んでいきましょう。