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2021.03.31

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1年の庭仕事の計は早春の雑草対策にあり!?雑草手入れと除草剤の正しい使い方

3月に入っても、多くの落葉樹はまだ枯れ木のように花も葉も出ていません。でも木の枝をよくよくみてみれば、小さな新芽が出ていて芽吹きのタイミングを今か今かと待っているのがわかります。木々の芽吹きは春を感じられて嬉しいですね。

でも、同じタイミングで芽吹きのチャンスを伺っているのは雑草も同じ。こちらは芽吹き始めると成長が早く、放っておくとぐんぐんと大きくなってしまいます。大きくなってからでは処理をするのに時間もお金もかかります。処理を早めに始めれば1年の庭仕事がぐんと楽になりますよ。今回は、春先になったら行いたい雑草対策の方法と、除草剤の使い方について紹介します。

1.雑草は春先からのタイミングが大切

戸建て住宅に住む人の多くは、雑草に悩まされているのではないでしょうか。はじめは庭付き一戸建てに喜んでいたのも束の間、毎年春が来ると雑草がたくさん生えて草むしりが大変、といった悩みはよく聞きます。

雑草対策は春先に行うことが大切です。まずは、季節ごとに見た雑草の様子を紹介します。

参照https://www.dcm-hc.co.jp/feature/20190828132210.ht


1-1.2~4月、春は雑草対策に最も有効

2~4月は、雑草が芽吹く時期です。庭雑草の中には、黄色いたんぽぽやピンクのハルジオンといった花もあって、可愛らしいと思うこともあるでしょう。

しかしこの発芽時期にしっかりと雑草対策をしないと、のちのち大変なことになります。また春なら気温もまだ低く、蚊も少ないため外に出やすいです。時間をかけて草むしりをするのも適しています。

1-2.5~8月になると手が付けられなくなることも

5~8月は雑草の生育旺盛期です。春先では10cm程度だった雑草が、夏になっても放置していたら1メートルになることも少なくありません。この時期の雑草は刈っても刈っても翌日には伸びていることもあり、ここまで放置してしまうと手が付けられなくなることも。また暑くて蚊も多い時期であり、庭仕事をするには適していません。

1-3.9~11月は雑草が枯れてくる時期

9~11月になると、夏に猛威をふるっていた雑草がやっと枯れ始めます。雑草のなかのツタで悩む人も多いですが、本格的な秋を迎えるとツタも徐々に枯れ始め、対処しやすくなるでしょう。まだ蚊は飛んでいることもありますが、夏に比べると作業もしやすくなります。土の中にある雑草の根にダメージを加えるよう、秋に除草剤を撒くこともおすすめです。

1-4.年末年始に対策するのもおすすめ

12~1月にかけての真冬は、雑草が最も自然に枯れていく時期です。何もしなくてもお庭はスッキリするので、枯れた雑草を引き抜いて処分するだけで良いでしょう。

また、寒さはあるものの、真冬は害虫がいなくて庭の手入れもしやすい時期です。降雪地帯でなければ、真冬の間に防草シートを被せておくのも良いでしょう

2.春先に決行!雑草対策4つの方法

雑草対策は、季節を問わず思い立った時に行うことが大切です。しかし、年間を通して快適な庭にするには、雑草が芽吹く春先に対策をするのが良いでしょう。ここからは春に行いたい基本的な雑草対策を紹介します。


2-1.まずは雑草を引き抜く

雑草は、生えている状態で除草剤をかけることもできます。ただ、草が生えた状態で除草剤を撒くと、のちにその雑草は枯れ、庭をキレイにするには枯れた雑草を掃除する必要があります。

ならばはじめから雑草を引き抜き、庭がキレイになってから除草剤を撒いた方が効率は上がります

ちなみに雑草を抜くのは、雨が降った次の日がおすすめです。土がぬかるんだ状態だと雑草は引き抜きやすく、余計な力が掛かりません。

2-2.除草剤の種類と特徴

除草剤を使う場合、その種類は大きく分けて2つ。「液体タイプ」と「顆粒タイプ」です。


 

除草剤の種類 特徴
液体タイプ すでに生えている雑草に有効。直接草や茎にかけることで徐々に枯れるため手間が掛からない。速攻性がある。
顆粒タイプ 土に直接撒いて、根っこから枯らす作用がある。液体に比べ速攻性は少ないが、長期的に草が生えにくくなるメリットも

そして、除草剤を選ぶとき「ペットやお子さんがいても安心」と表記してある商品もあれば「農薬タイプ」と表記されているものもあります。

成分の違い 特徴
ペットに安心 植物由来 トウモロコシなど植物由来成分からできる除草剤。ハーブにより独特の香りがするものが多い。意外と枯れるスピードは早く使い勝手も良い。ただ持続性は2カ月未満であることが多い。
農薬タイプ 農薬登録されている除草剤のこと。作物の安全性が考慮されているので畑に向いている。枯れるスピードも早く持続性が高い。薄めて使うタイプが多いので、コンパクトな商品を選べる

農薬タイプだからといって劇薬ということはなく、また植物由来だからといって効果が低いわけでもありません。使う場所や面積によって使い分けても良いでしょう。

参照 https://ranking.goo.ne.jp/select/961#headline_6294480

2-3.防草シートもおすすめ

防草シートは雑草の上から敷くことで数年間雑草が生えるのを防いでくれます。水はけが良いため、敷いたからといって雨水がたまる心配はありません。昔は庭でよくガーデニングをしていたが、年を取るとそれが難しくなり、草むしりが大変になった時に利用する人も多いです。

ただ、防草シートを敷いても、日当たりの良い場所だとすき間から雑草が生えてきます。敷く際はすき間ができないよう、しっかりと打ち込むことが大切です。


2-4.除草道具があると便利

雑草の状態によっては、草刈り機などの除草道具があると便利です。


 

除草道具の種類 特徴
草刈りカマ 昔からある草刈道具。なかなか抜きにくい雑草には、カマを使った方が便利。足腰に負担をかけることなく雑草を処理できる
草刈り機 家庭用草刈り機は電動タイプが主流。あっというまに雑草を処理できる。ただ小石が飛ぶことも多く、取り扱い時にはゴーグルを使用するなど注意も必要

日当たりの良い広い庭の場合、このような道具があった方が便利です。また、放置して伸び放題になっている雑草にも、除草道具があったほうがスピーディーに対応できます。昔はガソリン式が多かった草刈り機も、いまでは安全性の高い電動式になっており、1万円程度で購入できる商品が増えています。

3.除草剤を使うときの注意点

雑草対策で便利なのが除草剤です。初めて使う時は、本当に効果があるのか、安全かどうか気になる人も多いでしょう。ここからは、除草剤を使う際のポイントについて紹介します。

参照https://farmally.jp/blog/2018/09/06/herbicide-choice/

 


3-1.まずはお試し量を購入する

上記でも紹介したように、除草剤にはさまざまなタイプがあります。また売られているものも大容量だったり、少量ずつ入っているものもあります。

初めて購入する場合は、あまり大容量ではないものが良いです。大量に使っても実は効果が薄かったり、臭いがキツイものもあります。まずは少量タイプを購入し、庭の一角だけ使ってみましょう。生えている雑草によってはそれが利かなかったり、効果が出るまで時間がかかったりします。何種類か使い分けることではじめて、自分の庭に合った除草剤が分かることも多いです。

3-2.こまめに散布しないと効かないことも

除草剤のなかには「半年間効果が効く!」といった商品もあります。しかし、それは使い方や場所によって効果には違いがあります

例えば、たっぷり使っても翌日雨が降った場合、液体タイプのなかには雨に弱い商品も多く、効果が半減してしまいます。また日当たりが良い場所では、散布しても1カ月後には雑草が芽吹くこともあります。1度散布したらずっと放置するのではなく、月ごとに状態をチェックすることが大切です。

3-3.木や隣家に気を付ける

除草剤を使う際に気を付けたいのが、木の近くや、隣家の庭です。除草剤に慣れてくると、「このくらい撒いても大丈夫」というようになり、周りを気にせず豪快に散布してしまうこともあります。すると雨水によって木の周りまで除草剤が流れ込み、時間経過とともに木が枯れてしまうトラブルも。また、庭が近所と隣接している場合も要注意です。お隣のガーデニングを枯らせてしまった、というトラブルがないよう、周りに配慮しましょう。

3-4.除草剤を使いたくない人はどうする?

「除草剤は怖くて使いたくない」という人も多いです。そのような人の場合、次のような方法が有効です。

  • 毎月1回は草むしりを行う
  • 防草シートを被せる
  • 防草砂で地面を固める

防草砂は、雑草の生える場所に敷いて水を撒くことで固まるものです。自分で設置できる簡易的なコンクリートと言っても良いでしょう。このほかにも防草用の砂利などもあるので、庭の状態によって防草用品を賢く選んでみましょう。

4.まとめ

庭は雑草が生えているのと、そうでないのでは、見た目に大きな違いがあります。また雑草を放題しておくと、さまざまな害虫が発生することも多く、健康の面でも良いことはありません。今日紹介した除草剤や防草グッズをうまく使い、雑草のないキレイな庭をキープしていきましょう。

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