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かっこいい本棚を作りたい マンガや本やDVDその置き方とポイント
少しづつ集めたマンガや本、DVDを一箇所に集めて家の中にライブラリーをつくりたい。そう思ったときに悩むのは本棚の選び方です。
大きさや厚みがまちまちなものをかっこ良く収納するにはどんなコツがあるのでしょうか?今回はかっこいい本棚をつくるための、本棚選びと、マンガや本、DVDの置き方などについて紹介します。
1.本棚が再注目されている
みなさん家には本棚はありますか?昔はあって当然の本棚ですが、電子書籍が増えている現在、本棚の意味はなくなっているとも言われています。
しかし本棚は、書籍だけを収納する場ではありません。コミックやDVD,お気に入りのフィギュアなどを飾れる場所として、いま再注目されているのです。
1-1.断捨離で一時期本棚の意味はなくなった
断捨離やときめく片付けなど、いっとき物を減らすことが流行りました。そのときは本棚も不要だと言われることが多く、増えすぎた本やコミックは処分し、電子で利用するといった動きがありました。確かに雑誌や本はたくさん増えれば増えるほど保存する場所が必要になり、圧迫感も出てしまいます。
しかし、いま本棚の存在が再注目されています。物を減らす動きは相変わらず大切なのですが、物を少なくキレイに収納するために本棚を利用する人が増えています。
1-2.インテリアとしての意味が大きい
本棚が再注目されているのは、書籍を置くだけにとどまらず、次のような使い方をしている人も増えてきたからです。
- 花瓶や観葉植物など、インテリアの置き場所として活用している
- 趣味のものをディスプレイするのに便利
- 掃除用品置き場など、日常生活の収納に使う
本棚があると、ちょうど目線が届く位置にインテリアなどを飾ることができます。本棚がなければそれだけ部屋にスペースができますが、それだとやや殺風景なことも。
いまでは小さなサイズの本棚や、工夫次第で部屋が広くなるような本棚もあります。殺風景な部屋を明るくしたいといったときは、カッコいい本棚を置いてみるのもおススメです。
2.かっこいい本棚 その選び方
ここからは、部屋の印象が変わるようなカッコいい本棚の選び方を紹介します。まずはどういうデザインや大きさの本棚を選ぶべきか、本棚自体の選び方から見ていきましょう。
2-1.まずは何を収納するか 収納量を考える
本棚を選ぶ際には、何をどのくらい収納するのか、その全体量を把握します。
例えば、雑誌や子供の絵本などがそれぞれ分散され、部屋がぐちゃぐちゃになってしまう場合。散らばっている書籍を集め、その全体量を考えます。今ある収納家具で収まる量なのか、それとも新たに本棚を買う必要があるか考えてみましょう。
また、本だけでなく、何を収納するかによって本棚のサイズや高さ、デザインなどは変わってきます。例えばポップな印象のレコードをインテリアとして収納したい場合、本棚は無機質なシンプルデザインのほうが合います。反対に観葉植物をメインとして飾りたい場合、その植物とは対照的な色合いの本棚を選んでもおしゃれです。
2-2.棚の高さが調節できるものが便利
本棚は簡易的なボックスで代用できますが、収納するものが多い場合は高さが調節できる本棚のほうが便利です。定番は棚板が動かせるタイプです。ビスと呼ばれる小さな留め金を利用することで、収納するものの高さに合わせて調節できます。
ちなみに、本棚にものを収納する際は下段から収納していくのが鉄則です。なるべく大きい本や重たい本は下段に置くようにして、地震のときにも安定感を保ちましょう。またビスは無くしやすい部品なので、本棚を購入したときにセロテープなどで余分なビスを留めておくと安心です。
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2-3.ほかの収納家具を本棚として活用する
本棚として活用できるのは、本棚として売られているものだけではありません。
例えばキッチンが狭いため、食器棚はダイニングの方に置いてある、という家もあるでしょう。 その収納棚を整理してスペースができれば、飾りたい雑誌や趣味のものをキッチン収納棚に置くこともできます。
また最近利用する人が多いのが、テレビ台を本棚のスペースとして利用するケースです。昔のテレビ台は大きなビデオデッキやビデオテープを収納することが多かったのですが、いまではネットを介していろいろな作品が視聴できることもあり、テレビ台のスペースがあまっていることもあります。そこでテレビ台を本棚代わりにして、小物をディスプレイする方法もおすすめです。
3.かっこいい本棚にするための収納方法
ここからは使いやすくてかっこいい本棚にするための、具体的な収納方法を紹介します。まずはパった見た瞬間でもまとまって見えるよう、書籍の高さや色を統一させることがポイントです。
3-1.高さと色を統一する
本や雑誌を並べるにあたっては、高さと色を統一することが大切です。例えば図書館のディスプレイを見ると、図鑑などは統一して並べてありますよね。同じ種類の本を均一に並べると、そのスペースはまとまって見えます。
たとえ同じ種類の本がなくても、ある程度高さをそろえると本棚に統一感がでます。また、背表紙の色を統一させればさらにオシャレにみえるので工夫してみましょう。赤い系統の本、青系統の本、といったように並べると、本棚にグラデーションができて美しくみえます。あまり手に取らない本なら、同じ色のブックカバーをつけて収納するといった工夫もおすすめです。
3-2.ディスプレイテクニックを取り入れる
かっこいい本棚にするためには、本を立てて収納するだけでなく、表向きに飾るといった工夫をしましょう。
例えば、お気に入りのコミックを数十冊並べたら統一感は出ますが、あえて1冊だけ表紙が見えるようディスプレイします。そうしたほうがコミックのインパクトも残り、インテリアとしても活用できます。
表紙がすてきな本を立ててアクセントにするには、ブックスタンドを使うなどして工夫しましょう。もちろんコミックにかぎったことではなく、フィギュアやお気に入りのCDなどを本棚にディスプレイするのも良いでしょう。
3-3.収納は7割程度に抑える
おしゃれでかっこいい本棚にするには、機能性も必要です。使いやすい本棚にするためには、収納を7割程度におさめましょう。
余ったスペースがあると、多くの人がそのスペースいっぱいまでものを詰めたくなります。しかし特に本や雑誌というのは何気なく購入してしまうこともあり、気づけばどんどん増えてしまうもの。そんなときに収納がいっぱいだとしまう場所がなくなり、床に置いてしまうことにつながります。本棚は常に7割収納を心がけ、1冊購入したら古い1冊を捨てるようにし、必要以上に増やさないことが大切です。
3-4.カラーボックスで見せない収納もおすすめ
片付けやディスプレイのような収納が苦手という方は、カラーボックスなどを使って見せない収納をする方法もあります。
見せない収納は十数年前から流行りだし、すでに一般家庭に定着しています。カラーボックスを使って見せない収納をするとつぎのようなメリットがあります。
- 多少煩雑に収納しても見えないのでOK
- きちんと本をそろえてしまう必要がない
- カラーボックスのおかげで本棚が統一される
ただその一方で、見せない収納というのは本が取り出しにくかったり、乱雑に本を収納しやすくなります。こちらもあくまで7割の収納を目安にし、本などを詰め込まないよう注意しましょう。
3-5.直射日光を避ける
本の収納は直射日光を避けることが鉄則です。
本は日光を直接浴びてしまうと色あせを起こし、ダメージを受けます。また CD やDVDなども直射日光を浴びると視聴できない原因にもつながるので注意しましょう。
また、本は長期間保存すると湿気によるカビや虫が発生したりします。とくに何年も本棚に放置しっぱなしの辞書などはご用心。普段動かさない本に虫が発生しないよう、定期的にほこりを取り除くといったメンテナンスをしましょう。
4.まとめ かっこいい本棚は生活も豊かになる
ミニマリストといった言葉が流行るようになってから、本棚を処分する人も増えてきました。しかし本棚は書籍に限らず、趣味のものやインテリアを飾るスペースとしても活用できるため、その使い方が見直されています。
また見た目が美しく、使いやすくてかっこいい本棚があれば、自然と部屋の雰囲気も明るくなるでしょう。本棚は好きなものを収納するスペースとしても活用できます。すでに家に本棚があるという人は、ぜひ美しくてかっこいい本棚になるよう、今日から工夫していきましょう