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2021.09.30

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季節の変わり目はお風呂で疲れを癒す シャワーヘッドでマッサージ

季節の変わり目にいつも胃腸の不調や睡眠不足を感じてはいないでしょうか?特にバテやすいのは秋口です。気温や気圧の変化が目まぐるしく、自分が思っている以上に体は疲れているのです。

そんな時はゆっくりお風呂に入るのが一番。ジェットバスがあれば疲れを取る効果は何倍にもアップできますが、専用のバスタブがある家というのは少ないでしょう。しかも、時間がない人はシャワーだけで済ませてしまうことも多いです。そんなときこそ、シャワーヘッドに活躍してもらいましょう。シャワーでのマッサージは、ポイントを抑えればかなり効果があります。

1.お風呂で日頃の疲れを取ろう

お風呂は人の体を温め、心身ともにリラックスさせる作用があります。

昔の人にとってお風呂は体の汚れを洗い流すためのものでした。しかし現在では汚れを洗い流すだけではなく、お風呂に入ることでリラックス作用を促し、自律神経を整えてストレスを軽減させる意味合いが強くなっています。


1-1.秋は自律神経が乱れやすい

自律神経の乱れは季節を問わずに起こりますが、特に秋は自律神経が乱れやすいといわれています。その理由は次のようなことがあるからです。

  • 急に涼しくなり体温調節がコントロールしにくくなる
  • 夏のエアコンによるダメージが蓄積している
  • 食欲の秋、食べ過ぎによる胃もたれや胃腸の不調が続く
  • 夏バテによる疲れが秋に発症することも多い

このような症状は多くの人に見られますが、それらの疲れを放置したままにすると慢性的な自律神経失調症が起こることもあります。秋こそストレス軽減を心がけ、しっかりとお風呂に入って疲れを取ることが大切です。

1-2.本当はお湯をはって浸かるのが大切だが…

お風呂で心身の疲れを癒し自律神経を整えるにはお湯の中に浸かるのが効果的です。お湯に浸かって体の芯から温まると、呼吸が整い、汗とともに老廃物が排出されることから、新陳代謝の向上やストレス軽減に作用します。

しかし毎日の入浴でお湯を張るのは大変なこともあるでしょう。お湯をはると水道やガス代が値上がり、お風呂掃除が大変ということもあります。そして忙しくシャワーだけで入浴を済ませたい、という人も少なくありません。果たして、シャワーだけでリラックス効果を得ることはできるのでしょうか。

2.シャワーヘッドマッサージで疲れを取ろう

お風呂で心身の疲れを癒すためにはお湯の中につかるのが大切ですが、実はシャワーだけでもある程度の効果はあります。シャワーを浴びるとそれだけで体に爽快感をもたらし、副交感神経の働きを高めることから、リラックス作用も得ることができます。

また、ただ単にシャワーを浴びるだけでなく、シャワーを体に浴びする順番や、シャワーヘッドを動かしながらのマッサージをすればさらなる効果に期待ができます。ここからはシャワーヘッドでできる、体を癒すマッサージ方法について見ていきましょう。

以下参照https://www.tescom-japan.co.jp/journal/9347


2-1.足元から首へ、お湯は少し熱めがポイント

シャワーヘッドを使ったマッサージはシャワーの水圧を使って体のツボを刺激していきます

シャワーは自分の胸あたりから浴びる人が多いかもしれませんが、マッサージの場合は体が温まりにくい足元から始め、徐々に上に向かってウエストから首という順番でシャワーを浴びるのがポイントです。また心臓から低い位置の下半身にシャワーを浴びする場合は、お湯の温度を41°程度にし、やや熱めのお湯で刺激を与えていきましょう。

2-2.ふくらはぎと太もものマッサージ

まずは下半身を中心としたシャワーヘッドを使うマッサージの方法です。お湯の温度は41°から43°と熱めに設定し、特にリンパが集中している膝の裏にしっかりとシャワーを当てましょう。

  1. 足首からシャワーを当て、徐々にふくらはぎとすねにお湯をかける
  2. 足の下から上へ押し上げるようにシャワーを当てる
  3. リンパが集中している膝裏にシャワーの水圧を当てる
  4. 太ももの付け根部分に、体の外側から内側に向かってシャワーを当てる
  5. 1~4を2~3分かけて繰り返し行う

とくに足のむくみで悩んでいる人にオススメしたい、ふくらはぎと太もものマッサージです。ふくらはぎは第二の心臓と言われており、適度な水圧をかけマッサージをすることにより、血液やリンパ液の流れを良くしてくれます。

2-3.腰・ウエスト周りのマッサージ

足が温まったら続いて腰やウエスト周りのマッサージを行いましょう。こちらもお湯の温度は41°程度のやや熱めにし、シャワーヘッドで丸く円を描くように水圧をかけるのがポイントです。

  1. 腰からお尻の下その後ヒップラインと体の中心から外側に向かって円を書くようにシャワーを当てる
  2. おへそから指先に本文ほどの下を目安にゆっくりとシャワーで下腹部を温める
  3. おへその周りに円を描くように、ゆっくりと3回シャワーを回し当てる
  4. これら動作を3回繰り返す

体の中で温めにくく意外に冷えやすいのはヒップラインです。しっかりとシャワーを当てて温めることにより、水圧でヒップアップ効果も期待できます。またおへその下はツボが集まる場所であり、シャワーで温めることにより腸内環境を整えたり、生理痛を緩和させる効果もあります。

2-4.首周りのマッサージ

シャワーヘッドマッサージで最後に行なって欲しいのが首回りです。神経が集中している首回りは、冷えると慢性的な疲労にもつながるので、しっかりと温めていきましょう。お湯の温度は40~41度がおすすめです。

  1. 首の後ろと左右の肩にシャワーを当て、しっかり温める
  2. 鎖骨の上部分にシャワーを当て、鎖骨の中央から脇に向かって、斜めにシャワーを動かす。反対側も同様に行う
  3. 一連の動作を3分ほど繰り返し行う

首や肩をしっかり温めると肩こりはもちろん頭痛や眼精疲労を改善する効果もあります。また鎖骨部分やデコルテにはリンパが集中しており、血流を促すことにより顔のむくみを改善する効果もあります。オフィスワークで肩が凝っている人にもお勧めのマッサージです。

3.シャワーヘッドマッサージにストレッチも加えよう

シャワーでのマッサージはしっかりと水圧を当てるだけでも効果がありますが、さらに自分で行うストレッチをプラスすれば、より血行が良くなります。ここからは、水圧を加えながら行える、浴室でのストレッチについて見ていきましょう。


3-1.後ろからシャワーを当てながら、首・肩・腰のストレッチを行う

  1. 41°程度の熱めのシャワーを首の後ろに当て続ける
  2. 首の付け根に手を当て前後左右4回ずつゆっくりと動かす
  3. 肩に手を当て大きくゆっくり8回ほど肩を回す
  4. 肩の上げ下げを4回、上に肩を上げたらストンと力を抜いて落とす
  5. 最後に腰に手を当てて、お腹周りをゆっくりと5回まわす

シャワーを浴びながらストレッチをすると脂肪燃焼効果が高まり、身体全体がしっかりと温まります。また最後に腰をゆっくり回すことで腸活にもなり、便秘改善効果にもなるでしょう。肩こりや冷え性にも効果あるので、今日は疲れて体が凝り固まっているという日にはぜひ試してみてください。

3-2.お湯につかりながらシャワーの水圧を当てる

心身の疲れを取るにはお湯につかることが最適です。その上でシャワーの水圧を加えると、さらにマッサージ効果が高まり、リンパの流れを良くすることができます。

やり方は、お湯につかりながら、耳の裏や胸上部のデコルテ、肩、足全体、お腹周りや肩甲骨のまわりにシャワーを当てます。こうすることでお湯に浸かっている水圧に加え、更にシャワーの水圧が加わることで血液やリンパの流れをアップさせ、自律神経が整います。週に一度のスペシャル風呂として、湯船とシャワーを組み合わせもおすすめです。

3-3.寒い日はせめて足湯を用意する

シャワーだけの入浴方法は時間の短縮にもなり忙しい人にはぴったりです。しかし真冬の入浴もシャワーだけではどうしても足元が冷え、身体全体が冷えてしまう原因にもなります。

そこで寒い日の入浴は、大き目の洗面器やバケツに熱めのお湯をはり、足湯をしながらシャワーを浴びましょう。洗髪中や体を洗う際にも足湯につけておけば、シャワーだけの入浴よりも体はだいぶ温まります。足湯なら浴槽にお湯をためるよりコストも時間も掛からないので、寒い日にぜひ実践してほしい方法です。

4.シャワーヘッドを使ってマッサージ 毎日のお風呂でリラックスしよう

浴槽にお湯をはって浸かることは、体にリラックス効果をもたらし、自律神経を整えるのにも有効です。しかしなかなかその時間がとれない人も多く、サッとシャワーだけを浴びるだけの入浴もあるでしょう。そんな時はぜひ、今日紹介したシャワーヘッドを使ったマッサージを実践しましょう。

シャワーの水圧をツボが集まる箇所に集中して浴びることは、血流をアップさせ、体のコリや疲れをほぐすこともできます。まずは首の辺りをしっかり温めるだけでも良いので、シャワーを効果的に使っていきましょう。

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