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こたつから出られない寒い家 厚着しなくても動き回れる暖かい家との違いは?
寒い冬の時期、こたつは少ない電気代で体を温めてくれるアイテムです。しかし寒い家の中では、どうしても温かい場所から動きたくなくなります。ストーブのある場所から動けない、夜はこたつに入ったまま眠ってしまうなど、厚着をしていると尚更動きが制限されて鈍くなるでしょう。
冬の風物詩でもあるこたつですが、そこから出られないと体にさまざまなデメリットも起きます。今日は人がこたつから出られない理由や、その対策方法などについて紹介します。
1.こたつから出られない理由とは?
寒い部屋に暖かいこたつがあると、そこに入ったまま2~3時間動けなくなる、なんてこともあるでしょう。そもそも人はなぜこたつから出られなくなるのか?その理由について探ってみました。
1-1.そもそも家が寒すぎる
こたつから出られなくない理由として、家の中が寒いということがあります。
昭和時代を代表するアニメといえば、サザエさんやちびまる子ちゃん。そのアニメでも、こたつは頻繁に登場し、なかなか出られない子供に対し、大人が注意するというシーンは多いです。
アニメでも表現されている通り、特に昭和時代の家は断熱性が悪く、寒い冬の時期は家の中も冷え冷えとしていました。そのため温かい空間であるこたつから、なかなか出ることができないのです。
今でもこたつから出られない人は、家の断熱性に問題があるかもしれません。家の断熱性を上げて部屋全体を暖めれば、こたつからも出やすくなるでしょう。
1-2.ネット環境の普及
パソコンやスマホの普及により、現代人は体を動かさなくなったとも言われています。
確かにスマホ1台あれば、何時間でもその画面を見てしまうこともあるでしょう。しかもこたつは効率よく下半身を温めてくれる暖房器具です。こたつに入りながら手元にスマホがあれば 、程よいぬくもりを感じながら何時間もネットサーフィンしてしまいます。
また動画配信が普及したこともあり、好きな時に好きな番組も視聴できる時代になりました。こたつに入りながら好きな番組を見てウトウト…。そんな経験のある人は要注意です。
1-3.脳の動きがにぶくなるから
人は体を外部から温める事により、脳の働きが鈍くなります。
特にこたつは下半身を温める暖房器具です。これにより人の体は下半身を中心に血流が良くなり、足の方へ血液が流れることにより脳に酸素が行きにくくなります。これにより眠気に襲われ脳の動きが鈍くなり、なかなかコタツから出ることができなくなるのです。そういう意味では、こたつは人から運動する気を奪うアイテムとも言えそうです。
参照 https://asunani.com/kotatsu-question-9076
2.こたつから出られないとこんなにデメリットがある
こたつは一休みするには最適な暖房器具ですが、あまり長時間こたつに入っていると次のようなデメリットを引き起こします。
2-1.運動量の低下
こたつに長時間入っていると運動量が低下します。運動量の低下は筋力の衰えを誘発し、年配の方はふらつきや転倒の原因にもなります。また、若い年代でもこたつに入りっぱなしだと基礎代謝量が衰え、太りやすくなります。毎年冬の時期に太ってしまうという方は、もしかしたらこたつから出られないのが原因かもしれません。
また寒い家の場合、こたつに入っていても上半身は冷えます。すると必然的に防寒着で着膨れをしてしまうので、動きにくい格好になるでしょう。冬の寒さに負けない身体作りは適度に動くことが大切です。こたつから出られない生活が続くと、体力や免疫力は衰えてしまいます。
2-2.睡眠の質が低下する
こたつで寝ると風邪をひく、そのような言葉を聞いたことはないでしょうか。
こたつに長時間入っていると、その気持ち良さからついうたた寝をしてしまう人も多いでしょう。
しかし暖かいこたつだからこそ人の深部体温は下がりにくく、熟睡をすることは出来ません。仮に夜そのままこたつで寝てしまうと睡眠の質が低下し、免疫力が落ちる原因にもなります。特に新型コロナウイルスが蔓延している現在、こたつでの睡眠が免疫機能の低下を招き、ウィルスに感染しやすくなることも否定できません。
基本的にこたつで夜眠ることは控えましょう。寝る場合は10分程度の昼寝にとどめておくのが大切です。
参照 https://www.nishikawa1566.com/column/sleep/20201129194510/
2-3.脱水症状を引き起こすリスクも
こたつに長時間入っていると、想像以上に体から水分が奪われています。
しかも人は汗をかくことで体温を下げますが、こたつに入っているとその熱さによって体温を下げることができません。しかも夏と違って目に見える汗はかかないので、体が大量に水分を奪われていることに気づきにくいのです。これによりこたつに長時間入っていると、脱水症状になるリスクが上がります。とくに高齢者の方は喉の渇きに気付きにくいため、注意が必要です。
また若い人でも高血圧や糖尿病などの生活習慣病がある人は、こたつに長時間入ることで血液の流れが悪くなり、心筋梗塞などを引き起こすことも考えられます。
3.こたつから脱出するには温かい部屋が重要
このように、こたつから出られないことは、思いのほか体にダメージを与えています。 長時間こたつに入ることは基礎代謝が衰えることから太りやすくなり、水分が奪われることで脱水症状のリスクも出てきます。
こたつに入るときは、なるべく1時間ごとに出て、ちょくちょく体を動かすようにしましょう。またこたつからスムーズに出るためには、次のようにして家のなかを工夫する必要があります。
3-1.断熱リフォームを検討する
そもそもこたつから出れない理由は、家の中が寒いことが原因です。部屋の気温が20°cといった温かい場合なら、こたつから出てもとくに支障は感じないでしょう。
部屋を暖かくするには、断熱リフォームが最適です。主な断熱リフォームの方法は以下のようなものがあります。
- 壁に断熱材を入れる
- 天井を断熱化する
- 床下に断熱材を追加する
- 外壁や屋根に断熱塗装を施す
いろいろな断熱方法があるものの、上記のなかで最も手軽で安くできるリフォームは、天井や床下に断熱材を入れる方法です。平均的な値段は約4~8千円/㎡、工事期間は3日程度でしょう。
また壁に断熱材を入れたり、外壁塗装をする場合は、リフォームの中でも大がかりになり、2週間以上かかるケースが多いです。そのため壁の断熱は、家の経年劣化が進んだときに検討してみましょう。
参照 https://rehome-navi.com/articles/314
3-2.窓の断熱も重要
家の中が寒い時、是非検討してほしいのが窓の断熱です。一般的に室内で暖められた空気は、窓から逃げてしまうことが多いです。
そのため、窓を二重窓にしたり、断熱性能の高いガラスに変えたりすることで、窓から温かい空気が逃げるのを防ぐことができます。
ちなみに二重窓にする工事費用は一箇所につきおよそ 8~15万円程度。
そして断熱効果の高い窓に交換する場合は一箇所につき5~15万円程度となっています。激安リフォームとは言えないものの、壁や天井を断熱化することに比べると、コストも期間も掛からず、最も効果的です。
参照 https://rehome-navi.com/articles/2188
3-3.暖房器具を変えてみる
断熱化リフォームの予算がないという方は、今使っている暖房器具を見直す必要もあります。
例えば古いエアコンを使っている場合、どれだけ温めても暖かい空気は上空に向かうため、こたつ付近にある低い空気は冷たく、こたつから出にくくなります。
そこで仮にエアコンではなく、ホットカーペットやガスファンヒーターに変えてみるとどうでしょう。ファンヒーターの場合は足元から温風を届けてくれるので、こたつに入っているとなおさら寒さを感じにくいです。そしてホットカーペットも床を中心に温めてくれるので、こたつとホットカーペットの併用はむしろ熱くなり、長時間こたつに入っているのが難しくなります。
3-4.コタツの温度を最強にする方法も
最後に、これをすれば必ずこたつから出るという裏技をご紹介。
やり方は簡単。コタツの温度を最強にするだけです。
普段私たちがこたつに入っている設定温度は、中程度の温度が多いのではないでしょうか。
しかしこたつの設定温度を最強にすると、これが1分も我慢できないほど熱いのです。
しかもこたつの場合、温度を最強にしても1時間の電気代はおよそ5円程度。コスパに優れているうえ、熱くてすぐこたつから出てしまうという裏技です。
4.家の断熱を見直し、こたつから動きだそう!
冬の風物詩とも言えるこたつですが、あまりにも長時間入りっぱなしは体に良くありません。そもそもこたつから出られないほど家の中が寒いという環境は、ヒートショックをはじめとした心筋梗塞などの原因にもなり、健康的な家とは言い難いでしょう。
まずはカーテンを2重にする、窓のリフォームを検討するなどし、できることから家の断熱化をすすめ、こたつからすぐに出られる家に変えていきましょう。