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お布団は外に干したい派 ベランダで気持ちよく布団を干すコツを紹介
太陽の光をたっぷり吸い込んだふかふかのお布団で眠ることは最高の贅沢でしょう。どんなに室内のエアコンや除湿器が高性能でも、太陽にはかないません。
でも、布団は大きくて、季節によっては枚数も増えるし干すのが大変。しかも、そもそも家のベランダが狭くてなかなか布団を干せない、という方も多いのではないでしょうか。
今日はそんなお布団干しをラクチンにできるアイデアや、狭いベランダでもうまく布団を干すコツなどをご紹介します。
1.ベランダで布団干しをするときのトラブル
昔はベランダで布団を干すのが一般的でしたが、今ではなかなか布団を干せない家も増えてきています。その理由は以下のようなケースです。
1-1.ベランダが狭くて布団を干せない
最近の新築住宅では、ベランダが狭い、もしくはベランダのスペースがとても小さい、という家も増えています。
その理由はコストや土地の問題があります。ベランダを設置するには内容にもよるものの、100万円近いコストが掛かります。ベランダにお金をかけるより、その分内装にコストを掛けたい、という人も増えています。
また、狭小住宅の場合、ベランダを設置すると隣家を覗くようなデザインになってしまい、それによりあえてベランダを狭くしている、というケースも多いです。そして浴室乾燥機が充実している現在、洗濯物を干すためのベランダは狭くてよい、という考えもあります。いずれにせよベランダが狭いと、布団を干したいときに不便を感じることがあるでしょう。
1-2.ベランダが汚い
ベランダは想像以上に汚れていることが多いです。いざ布団を干そうと思っても、ベランダの手すりをこすったら指が黒くなって、干すのをやめてしまうこともあるでしょう。
ベランダの掃除がめんどくさいから、布団を干さない。そのような生活を続けていくうちに、ますますベランダが汚くなり、さらに布団を干しにくくなることもあります。
ベランダ掃除は大変そうに見えますが、こまめに雑巾で拭けばそれだけでだいぶキレイになります。汚れたベランダの対処方法は後半にご紹介します。
1-3.ほこりや音のトラブルが起きるケースも
布団をベランダに干したいけれども、近所トラブルが原因で干せなくなった、というケースもあります。
- 布団を叩く音がうるさい
- 布団から出る埃やゴミが下の階に入ってしまう
- そもそも景観を悪くするためマンションでは布団を干すことができない
特にマンションではベランダに布団を干すと、その布団が落ちてしまったり、音がうるさいなどのトラブルが起こります。 まずは布団を干して良いのかを確認し、そのうえで対策を考えていきましょう。
参照 https://magazine.aruhi-corp.co.jp/0000-1679/
2.狭いベランダでも布団をうまく干す方法
ここからはベランダで布団をうまく干す方法のポイントを紹介します。まずは狭いベランダでも布団をうまく干す方法です。狭小住宅のベランダや、ワンルームのベランダでは狭く、布団をうまく干せないこともあります。そんなときは次のようなやり方を試しましょう。
2-1.コンパクトな物干しを使う
まずおすすめしたいのがコンパクトな物干しスタンドをベランダに置き、そこに布団を干す方法です。室内用の物干しスタンドには色々な種類があり、狭いベランダでもコンパクトに設置できるタイプがあります。
また物干しスタンドに布団を干せば、ベランダに直接かけるよりも布団が汚れず、風で飛ばされるといったことも少ないでしょう。一度に何枚もの布団を干すのは難しいですが、よく使うしめった布団をしっかり乾かすことはできます。
2-2.窓の内側に干す方法も
ベランダが狭くて布団が干せない、そもそもベランダに布団を干してはいけないといった場合は、窓の内側に布団を干すのがおすすめです。
布団干しは外で行うイメージがありますが、太陽光さえ浴びれば室内で行っても効果は同じです。ゴミやホコリは掃除機で吸い取りましょう。
また、販売されている物干しスタンドのなかには「窓枠に突っ張るタイプ」も増えており、窓から太陽の光を取りつつ室内干しができるアイテムとして人気があります。こうした物干しを使うのはもちろん、室内にある椅子などに布団をかけて干すだけでも効果はあります。
2-3.洗濯物と布団の干す時間をずらす
ベランダが狭くて布団を干せないのは、普段から洗濯物でベランダが占領されるため、布団が干せないというケースが多いです。
ならば洗濯物と布団の干す時間をずらしましょう。例えば洗濯物は夜のうちに干してしまい、午前中に取り込みます。その後布団を干せば、洗濯物と重ならずしっかり布団を干すことができます。洗濯物と布団を干す時間をずらすことで、狭いベランダでもしっかり布団を干すことができます。
参照 https://question.realestate.yahoo.co.jp/knowledge/chiebukuro/detail/14959024/
2-4.これから家を建てるならバルコニーをつなげる方法も
元々布団を外に干すことが好きで、これから家を建てると言った場合は、広いベランダを設置するのがおすすめです。
多くの戸建て住宅の2階は、大人の寝室と子供部屋に分かれ、それぞれに窓やベランダがあることが多いです。そこで各部屋のベランダをバルコニーとしてつなげておけば、布団を干すスペースは十分確保されます。
広いバルコニーは子供が遊ぶスペースにもなり、夏はプールなども設置できるでしょう。布団は外で干したいという方は、家を購入する際にベランダやバルコニーの大きさも考慮しましょう。
3.ベランダは想像以上に汚れている
ベランダで布団を干すときに注意したいのが、ベランダは想像以上に汚れている、ということです。
とくに道路に面したベランダは排気ガスやほこりをかぶっており、干した布団が黒くなる、なんてこともあります。布団を干す前に、ベランダの掃除を行いましょう。
以下参照 https://curama.jp/veranda-cleaning/magazine/1430/
3-1.基本は雑巾で拭くこと
ベランダの掃除は、基本的に雑巾で拭けばキレイになります。特に道路に面していないベランダは排気ガスや埃をかぶることもすくないため、週に一度雑巾がけをするだけでだいぶ綺麗になります。
汚れがひどいベランダは、水と台所用中性洗剤を4:1で薄め、少量ずつまきながらブラシでこすります。あとは水で流すだけですが、高圧洗浄機や大量の水を流すと排水溝がつまるリスクもあるので注意しましょう。
3-2.布団汚れ防止シートを使う
ベランダの掃除をしている暇がない、そんな時に便利なのは「布団汚れ防止シート」です。
色々な種類があるものの、スタンダードなものはベランダの手すりや外壁にシートを設置し、その上に布団を干すことです。これにより、布団が直接汚れることを防ぐことができます。
また、布団そのものをすっぽり覆うシートもあります。それを使うとベランダの汚れから守るだけでなく、花粉や黄砂から布団を守ることもできます。
3-3.手すりに干さない方法もおすすめ
布団を汚さずに干すには、ベランダの手すりや外壁に干すのではなく、ステンレス製の物干しに干すのがおすすめです。
ただ、上部の物干しに干すのは大変なので、下に設置できる物干しスタンドがあると便利です。物干しスタンドの多くはアルミやステンレス製なので、汚れがつきにくく掃除も簡単です。また手すりに干すよりも内側の物干しスタンドに干したほうが、土や砂、ホコリなどの汚れから布団を守ることができます。
4.布団をベランダで干せないときの対処法
最後に「マンションの規定で布団をベランダに干せない」「仕事が忙しくてなかなか布団を干す時間がない」など、そもそもベランダに布団が干せない場合の対処方法についてご紹介します。
4-1.布団乾燥機を使う
最もスタンダードな方法は布団乾燥機を使うことです。
布団乾燥機のメリット
- 天日干しより楽
- ダニ退治にも効果的
- 雨の日でも干せる
- 除菌や消臭効果もある
デメリットとすれば電気代が掛かること、部屋が暑くなったり、音がうるさかったりすることです。それでも天日干しよりダニ予防や消臭効果が高いこともあるので、1台家にあると便利でしょう。
4-2.すのこで風を送るだけでもOK
布団は乾燥させることが大切なので、布団を立て掛け、窓を開けて送風させるだけでもOKです。
万年床という言葉がありますが、ずっと布団を床に敷きっぱなしで干さないと、カビやダニが発生し、アレルギーや喘息などの原因にもなります。
まずは、すのこの上に布団を置く、椅子に布団をかぶせる、布団を立てかける、といったことをしましょう。その後エアコンのドライ機能を使ったり、扇風機で風をおくったりすると、布団を効果的に乾燥させることができます。
5.まとめ
最近の布団は、天日干ししなくても良い布団や、布団乾燥機などの活躍もあり、ベランダで天日干しをする人も減ってきました。
それでも、お日様の光をあびた布団はふかふかであり、その布団だからこそ気持ちよく眠れるという方もいるでしょう。
質の良い睡眠をとるには、こまめに布団を干すことが大切です。まずはベランダを軽く掃除し、天気の良い日には布団を干して、快適な眠りにつなげていきましょう。