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玄関内に水溜りを作りたくない! 雨の日に便利な玄関外の傘置き場
雨の日に傘をさして帰ってきて、たっぷり水を含んだ傘をどこに置こうかと迷うことはありませんか?
傘立ては案外小さくて家族分が入りきらないことが多いし、壁に立て掛けて置くのは邪魔になる。珪藻土でできた傘立てや、ドアにマグネットで取り付ける傘掛けなどの便利そうな商品もありますが、もっとシンプルな良い置き方があります。ここでは、玄関の外と内側における、傘の置き場所について紹介します。
1.傘置き場に困っている家は多い
傘は意外と邪魔になる存在です。雨の日には欠かせない傘ですが、濡れたまま玄関の中に入れてしまうと、玄関がカビる原因にもなります。だからといって玄関の外に放置したままだと、倒れたり景観が悪くなったりしますよね。
日常生活に欠かせない傘だからこそ、玄関の外と内側に、しっかり傘置き場を作ることが大切です。
2.玄関の外にあると便利な傘置き場
ここからはまずは玄関の外に置く傘置き場について紹介します。一般的には傘立てを買って玄関ドア付近に置くことが多いですが、適当な傘立てを選んでしまうと、転倒したり、傘がカビたりします。ここでは、玄関の外における傘置き場のアイデアや、傘立ての選び方について紹介します。
2-1.壁にスチール製パイプを設置する
玄関の外には、傘を引っ掛けられるスチールパイプなどがあると便利です。
玄関先に傘立てがあると便利ですが、濡れた状態の傘を入れると傘同士がくっつき、匂いやカビ、変色などの原因にもなります。
濡れた状態の傘を置くには傘立てに入れるのではなく、ひっかけて吊るすのがポイント。あらかじめ手すりのような傘かけが玄関の外にあれば、濡れた傘も保管でき、そのまま干すこともできます。壁に空いているスペースがあれば、スチール製パイプなどの設置を検討してみてはいかがでしょうか。
2-2.傘立てはシンプルな形がおすすめ
しかし賃貸住宅など、壁にパイプを設置できないような場合は、やはり傘立てが必要になります。
玄関の外に傘立てを置く場合は、次の条件を満たしているものにしましょう。
- 転倒しない
- 目立ちすぎない
- 通気性が良い
- 掃除しやすいもの
傘立ての中には豪華な花瓶のようにおしゃれになっているものもありますが、玄関との相性が良くないと悪目立ちしてしまいます。
また外の傘立ては風など天候にも左右されやすいので、転倒せず、割れにくい素材で出来ているものがおすすめです。陶器製のものではなく、スチール製などのシンプルなものであれば、どの玄関にもマッチします。
そして、外の傘立てはとても汚れやすいです。土やホコリをかぶるだけでなく、一戸建て住宅の場合は葉っぱや虫が入ったりもするでしょう。ほうきでサッと掃除できるような形状のものがおすすめです。
2-3.小さなスタンド式も便利
最近の傘立ては、傘の先端部分だけを差し込んで使えるスタンドタイプも人気です。
スタンドタイプの傘立てのメリット
- 小さなスペースでも置ける
- 持ち運びに便利
- 安定感が良い
- 省スペースにたくさんの傘を置くことができる
とてもコンパクトな傘立てなので、玄関先が狭いといった家にもオススメです。ただ数本入れると傘同士が重なり合い床も濡れやすいので、傘はなるべく早く干すようにしましょう。
3.玄関のなかにあると便利な傘置き場
通常、使っていない傘は玄関の中に保管するのが一般的です。傘の置き場がないと適当に立て掛けることになり、玄関先が狭くなってしまいます。 スッキリとした玄関にするためにも、次のようなポイントを押さえて傘の置き場を作りましょう。
3-1.傘は吊るして保管すると便利
玄関の中で傘を保管する場合、傘立てを置くのではなく、フックなどで吊るせるスペースがあると便利です。
傘を吊るして保管するメリット
- 床のスペースが広くなる
- 取り出しやすい
- 高めに設置すればレインコートも掛けられる
レインコートをかけられる高さに設置しておけば、多くのものが引っかけられます。玄関にある程度の広さがあれば、濡れた傘を玄関先で乾かすのにも便利でしょう。
傘を吊るすには、専用のポールを設置するだけでなく、突っ張り棒を工夫して壁に取り付けるのもおすすめです。
3-2.靴箱のなかにもフックがあると便利
マンションを中心とした靴箱の中には、傘置き場が設置されていることも多いです。靴箱の一部が細長い収納になっており、その中に傘を入れることができます。
しかし、ただ傘を入れるだけだと、出し入れするときに引っかかったり、傘が倒れてきたりすることもあるでしょう。そんなときは、フックやポールを設置し、傘をひっかけて収納しましょう。靴箱のなかに傘を立てるスペースとひっかける場所があれば、多くの傘をピッタリ収納することができます。
3-3.機能性の高い傘立ても人気
玄関の中に傘立てを置きたい場合は機能性の高い傘立てを選ぶと便利です。
例えば傘立てのなかには、ちょっとした小物を置ける機能がついた商品もあります。そのようなものを選べば、傘を保管しつつ、時計や鍵など、玄関にあると便利な物が置けます。
また、ポールハンガーのようなものを使って、傘の置き場所にする方法もあります。傘立てと他の機能を組み合わせることにより、小物類も置けて玄関をスッキリさせることができるでしょう。
4.傘を上手に保管するポイント
傘を上手に保管し玄関先をスッキリ見せるにはいくつかのポイントがあります。まずは傘の本数も確かめましょう。いくらおしゃれな傘置き場があっても、20本をキレイに保管するといったことは難しいです。
また、濡れた傘をそのまま玄関に入れるのもNGです。カビや臭いのもとになり、健康を害することにもつながります。
4-1.まずは本数を減らす
傘がたくさんあって、玄関先に何本もあるのは見た目が悪いもの。風水の観点からも、使っていない傘が玄関にたくさんあるのは悪いと言われています。
まずは必要な本数に減らしましょう。例えば4人家族の場合、理想的には4本の傘があれば十分のはず。コンビニでいつもビニール傘を買ってしまう、何年も使っていない傘が玄関にある、という行動派問題です。傘は必要な本数だけ家に置くようにして、普段から折り畳み傘を持ち歩くなどして余計な傘を減らしましょう。
4-2.傘はすぐに干す、実は陰干しが望ましい
濡れた傘はすぐに干すことが大切です。梅雨時期などなかなか外で干せない場合は、部屋のスペースを利用して干しましょう。
傘を部屋で干すポイント
- 傘についた水滴を玄関の外でよく払う
- タオルで傘を拭く
- 風通しの良い部屋で傘を干す
濡れたままの傘を部屋に入れるのは良くありませんが、タオルで水滴を拭けば部屋で干しても構いません。乾燥機を使ったり、浴室乾燥のあるお風呂場で干したりすると便利です。
そして傘を外で干す場合は、ひなたではなく、日陰がおすすめです。多くの傘は直射日光に当てると色落ちし、品質が劣化する原因にもなります。
4-3.お手入れの最後に防水スプレーをかけるのがおすすめ
傘を干したあとは仕上げに防水スプレーをかけておきましょう。
傘に防水スプレーをかけるメリット
- 傘に水をはじく効果が出る
- 濡れた傘が乾きやすい
- 汚れもつきにくくなる
一般的な傘は、使っているうちに水が染み込みやすくなります。防水スプレーをかけておけば撥水効果が付くため、濡れにくく、使用後の傘も乾きやすくなります。ただ防水スプレーは吸い込み厳禁なので、スプレーをする際は必ず外で行いましょう。
参照 https://www.chintai.net/news/2013/12/03/227/
5.傘の置き場を確保して雨の日も快適に過ごそう
玄関がすっきりとしていて綺麗な家は、傘の置き場所がしっかりと確保されている家が多いです。反対に乱雑な玄関というのは、傘があちこちに掛けられたり、傘立てからあふれたりしているでしょう。
濡れた傘で玄関を汚さないためにも、傘の置き場所は玄関の外と内側にあると便利です。2か所傘立てがあるとスペースを取ってしまうため、なるべく引っかけて収納することがポイントです。突っ張り棒やポールなどをうまく設置し、傘の置き場所を上手に確保していきましょう。